- 763 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2009/06/13(土) 12:57:36 ID:meB8MYMO]
- キリスト教徒の私の解釈としては、イエス・キリストの受難・苦痛は終わっていないという言葉が、
この映画のエッセンスかな、と思いました。 キリスト教はイエス・キリストが苦痛を与えられ、十字架に張り付けられ死ぬことで、 人間すべての罪をかぶってくださったという考え方ですが、 実際には今も、私たち人間が起こす罪や暴力が許されるため、イエスキリストは苦痛を受け続けているという。 だから最後、一度死んで雨と共に復活したはずのシタオが、十字架に張り付けられても息絶えることができず、 苦しみ続けるということなのかな、と。 これからも人の痛みをいやすために、苦しみ続けるのかな、と思いました。 私にとっては、キリスト教を批判しているようには見えず、それよりも世の中にあふれる暴力や罪を改めることができない、 人間に対する批判だと思いました。
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