- 7 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2020/10/13(火) 09:39:15.91 ID:whKHEf7s0.net]
- https://ascii.jp/elem/000/001/849/1849634/
「ガンダムNTでは“ランバ・ラルが居ない時代”の大人像を描いた」 福井 完全覚醒したニュータイプというのは、高次元にアクセスした状態です。例えるなら、人はWi-Fiにつながっていない(SIMなしの)タブレットのようなもの。 タブレットはWi-Fiにつながることでインターネットにアクセスし、世界中の知識を運用することができますよね。 『UC』『NT』での描き方としては、高次元には電流のような太いエネルギーの流れがあって、全ての生命はそことつながっている。 じつは、人は誰もがエネルギーの流れとつながってはいるのだけれども、普通の人は「つながっている自分」を認識できない。 ところが、宇宙に出ると五感が研ぎ澄まされて感覚が広がる。研ぎ澄まされた五感で自分が「つながっている」ことを発見することでニュータイプとして覚醒する、ということです。 ―― 『NT』で、主人公のヨナとミシェルが、行方不明の親友リタと離れていても会話できるのは、3人がニュータイプだからなんですね。 福井 はい。『UC』『NT』の時代である宇宙世紀0096〜0097年というのは、人間が宇宙に進出するようになったことで「つながれる」人が増えてきた時代です。 ガンダムの世界では、人間は死ぬと「魂」になり、魂になると高次元に行けると描かれています。 ニュータイプとして覚醒すると、その魂――死んだ人とも会話ができるようになり、『UC』のユニコーンガンダムと『NT』で登場したユニコーンガンダムの3号機 フェネクスは、「サイコフレーム」を通して人間の意志を一時的に蓄積することもできる。 ガンダムの中に、死んだ人も含めて人の魂が機体の中に反映されるんです。
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