- 1 名前:依頼56@ジジイ風のババア(110625)φ ★ mailto:sage [2011/06/25(土) 10:49:09.35 ID:???]
- 【赤木智弘の眼光紙背】性的であることではなく、搾取であることが問題だ
[2011/06/24(金) 11:42] ◆赤木智弘の眼光紙背:第182回 震災への対応はどこへやら、すっかり政局ばかりが報じられる国会で、児童ポルノ禁止法 改正案が提出されるという。(*1) もしこれが本当に提出されるのであれば、ハッキリ言って、震災のどさくさに紛れての提出 としかいいようがない。もしかしたら菅政権は、これを国会の会期延長とのバーターとして利 用するつもりなのではないか? などと疑ってしまう。 児童ポルノ法改正に対して反対する人は、表現の自由の観点から反発が主であると誤解さ れがちだが、ゲームやマンガに対する規制であればともかく、実在人物の児童ポルノに対し て「児童ポルノも表現の自由だ!」と主張する人というのは、ほとんど聞いた事がない。 ちなみに「児童ポルノ」とは、「児童の売買、児童買春及び児童ポルノに関する児童の権利に 関する条約の選択議定書」において定義される「「児童ポルノ」とは、現実の若しくは疑似のあ からさまな性的な行為を行う児童のあらゆる表現(手段のいかんを問わない。)又は主として 性的な目的のための児童の身体の性的な部位のあらゆる表現をいう」(*2)を指すものであ り、子供のソフトヌードなどを指すものではない。 多くの人が児童ポルノ法改正に反対するのは、主に「単純所持」を禁止した場合に、パソコン のキャッシュなどによる、利用者の意図しない所持までもが罰せられる可能性があることに対 する懸念である。また、児童ポルノの定義は上記のとおりであるはずが、その意味をなし崩し 的に拡大解釈し、創作物の規制をも児童ポルノ禁止法に含めていこうという動きが、児童ポル ノ法改正賛成側にあることなども、もちろん懸念材料の1つである。 そしてなにより、私が懸念材料として考えるのは、この法律が「児童ポルノ」の問題に偏るあ まりに、むしろ子供が「搾取」されているという問題が、これまで以上に見えなくなってしまう のではないかという点である。 児童ポルノ法改正に関する議論において、児童からの「性的搾取」という言葉の「性的」の部 分は「道徳」、すなわち「けしからんこと」として議論の対象にされてきた、しかしその一方で「搾 取」の部分、すなわち「児童福祉」の部分は、ほとんど論じられていないように、私には思える。 児童ポルノ法改正に賛成する人の中には、ジュニアアイドルが小さな水着を着て、男を挑発 するようなDVDが流通していることを改正の理由として扱う人もいる。たしかにそうした映像 が「子どもの性」を売りにしているのはその通りだが、その一方でそこに存在するはずの「親 や業界による子供からの労働搾取」は、全くと言っていいほど問題にされておらず、ただ「子 供が性的な存在として利用されている」ことのみが問題であるかのように扱われている。 (>>2以降に続く) *1:児童ポルノ禁止法改正案、自・公が今国会提出へ(読売新聞) www.yomiuri.co.jp/national/news/20110619-OYT1T00807.htm *2:児童の売買、児童買春及び児童ポルノに関する児童の権利に関する条約の選択議定書(外務省) www.mofa.go.jp/Mofaj/Gaiko/treaty/treaty159_13.html *3:労働基準法(総務省) law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO049.html (情報提供:眼光紙背) ▽ソース:サーチナ news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0624&f=column_0624_013.shtml
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