- 1 名前:アフリカンフラグフィッシュ(090815)φ ★ [2009/08/24(月) 07:34:33 ID:???]
- headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090823-00000899-yom-bus_all
経済産業省は、アジア諸国の道路や鉄道、電力、上下水道など社会資本の整備に投資する 「インフラ・ファンド」を政府主導で創設する方針を固めた。 昨秋以降の金融危機、世界不況の影響で、アジア諸国は投資資金の流入が減っており、 日本主導の基金で資金不足を補い、着実な成長を支える。少子高齢化で国内市場が頭打ちとなり、 世界不況で欧米向け輸出の大幅減にも苦しむ日本企業が、アジアの成長を取り込むことを促す狙いもある。 国内の年金基金、生命保険会社など機関投資家や政府系金融機関のほか、中東のオイルマネーなど海外の資金を呼び込むことも視野に入れている。 2010年度から1000億円以上の規模で運用を開始し、拡大していく考えだ。9月に有識者による研究会を発足させ、具体化を急ぐ。 これまで日本は、新興国や途上国の社会資本整備を主に政府開発援助(ODA)など公的資金で支援してきたが、新ファンドは民間資金を活用するのが特徴だ。 具体的な投資先は、ベトナムのハノイ、インドネシアのジャカルタ、インド南部の中規模都市チェンナイ―バンガロール周辺の社会資本整備などを念頭に置いている。 実現すれば、日本企業によるインフラ事業の受注機会が増えることや、日本のメーカーや小売りチェーンなどが現地に進出しやすくなることが期待される。 研究会では、基金の運営に対する政府関与のありかた、ODAの円借款や国際協力銀行(JBIC)との連携、貿易保険による基金への支援、商品設計などを検討する。
|
|