- 1 名前:世界@名無史さん [2018/06/30(土) 08:00:02.48 0.net]
- ただ読書のみ上品
- 31 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/05(木) 21:58:39.59 0.net]
- 科挙試験には理系科目が無いのが痛いな。
文章の美味さ、古典の知識の豊富さが優劣の条件で、 土木や経済、医療など実務的なことはいやしいこととされていた。
- 32 名前:世界@名無史さん [2018/07/05(木) 22:58:05.29 0.net]
- 日本でも帝国議会議員経験者がまだ存命。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%9C%A8%E3%82%AD%E3%83%A8%E5%AD%90
- 33 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/05(木) 23:20:00.82 0.net]
- >>31
科挙を取り入れなかった日本でも財務担当の勘定方の役人は軽視されてたんだっけ (「武士のやる仕事じゃない」みたいな感じだったと思ふけど)
- 34 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/05(木) 23:26:59.74 0.net]
- あ、朱子学か
- 35 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/06(金) 01:14:25.09 0.net]
- >>31
現在の中国における官界エリートは科挙の頃と違って理系出身者が多いのよな
- 36 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/06(金) 04:12:07.99 0.net]
- 科挙って世界最古の受験?
- 37 名前:世界@名無史さん [2018/07/06(金) 11:17:42.22 0.net]
- >>33
最初はね。 勘定奉行所は江戸時代を通じて強化の一途をたどり続けたし,財政担当の勝手掛老中が「首座」として最上位扱いされるようになった。 (「よしの草紙」の中では勝手掛老中のことが「首相」という語で呼ばれでいる)
- 38 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/06(金) 11:23:28.50 0.net]
- 科挙に数学は必須だよ
>>36最古はバビロニアの官吏登用試験。4000年前。数学を課した
- 39 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/06(金) 22:17:27.67 0.net]
- 科挙の試験科目や出題内容は誰が決めてたんだ?
- 40 名前:世界@名無史さん [2018/07/06(金) 23:24:09.62 0.net]
- >>39
現地の試験官 電信も電話もインターネットも無い時代に天下各地で一律の同じ出題なんて不可能やからな 中央で作成した出題を各所に送ってたら試験実施前の漏洩もまず防げない
- 41 名前:世界@名無史さん [2018/07/06(金) 23:47:23.97 0.net]
- 問題流出は厳罰だったんだろうか?
地方で不正やってても誰も気づけなさそうだけど
- 42 名前:世界@名無史さん [2018/07/07(土) 00:01:41.65 0.net]
- 地方での一次試験を不正で乗り越えたとして
中央での2次試験に受かるとは思えんな
- 43 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/07(土) 00:07:28.42 0.net]
- 出題者が厳罰に問われた"維民所止"事件
日本でも国家安康てのがあったっけ…
- 44 名前:世界@名無史さん [2018/07/07(土) 00:15:07.11 0.net]
- >>42
郷試に合格(挙人)するだけでも現地ではかなりの社会的地位を得られるし 塾を開いてやって行ける程度の学力的権威は得られる
- 45 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/07(土) 00:19:38.48 0.net]
- 出題ミスなんてした暁には受験生に刺されそうだが…
- 46 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/07(土) 00:45:17.23 0.net]
- 清朝崩壊後の民国で実務を担った官僚だけど清朝時代の科挙(殿試)合格者と
外国留学経験者との対立・抗争って激しかったんやろか?
- 47 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/07(土) 08:50:06.64 0.net]
- >>45
ミスを見抜けるかどうか試したのだ
- 48 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/07(土) 12:02:11.53 0.net]
- どうなんだろう
科挙の廃止後ってどんな官吏登用試験だったっけ
- 49 名前:世界@名無史さん [2018/07/07(土) 12:33:17.02 0.net]
- 中華民国の役人とかどう選んでたんだろうな
- 50 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/07(土) 14:17:56.29 0.net]
- >>41
監察御史という皇帝直轄の視察官が監督してるから無理 そもそも地方の権力がそこまで強いのなら中央集権自体成り立たないでしょ
- 51 名前:世界@名無史さん [2018/07/07(土) 15:11:44.93 0.net]
- 科挙の進士合格は四年に3〜400人だったらしいから
当時の支那の人口で割るとだいたい本邦の全国模試100万人分の 20位以内くらいの合格率となる。これは日本の国家公務員試験で 主計局に登用されるような連中かね。 ただ科挙は成人男子であればほぼ全員参加できるので 母集団は大きいが、科挙を受けることができるような立場も そんなにないのでそこまで過酷だったかは不明。
- 52 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/07(土) 16:30:22.19 0.net]
- 虎ぼうって何
- 53 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/07(土) 21:15:14.14 0.net]
- >>51
割り当て人数の人口比やら土地の豊かさなど地方によって難易度が変わるだろうしね 先進地域ならまだしも落伍した地域なら殿様と変わらないんじゃね、と思ってしまう
- 54 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/07(土) 21:51:14.76 0.net]
- >>44
自分が果たせなかったことを弟子に託したり、 弟子を教えながら自らも殿試を目指したりって 感じなんかな。
- 55 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/07(土) 21:55:52.78 0.net]
- 殿試に受かって長年官僚やってた人も引退・帰郷後にひらきそうではある
(むしろそっちに弟子があつまりそう)
- 56 名前:54 mailto:sage [2018/07/07(土) 21:58:45.54 0.net]
- 注:郷試にはとおったけどその後落ち続けた人ね
- 57 名前:世界@名無史さん [2018/07/07(土) 23:41:49.67 0.net]
- 日本の大学入試よりは財務官僚(特に主計局採用)になるための
試験というほうが近いかも。 植民地では宗主国に貢ぐための経済政策や財務がすべてだからね。 これは結局、科挙だってどこかからやってきたガイジン皇帝に 仕えるための試験でしかないから、その精神は同じだ。試験によって より大きく家畜になるか小さい家畜になるかを試しているだけであって、 自分自身の人生の主人公になるための人間になるという概念は科挙にはない。 東アジアの愚かさはこの科挙制度がよく表しているよ。
- 58 名前:世界@名無史さん [2018/07/08(日) 00:33:55.75 0.net]
- 中国史によく出てくる「学者」というのは結局は科挙に受かってない人達なのか?
それとも単に受けてないだけ?
- 59 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/08(日) 00:46:24.09 0.net]
- >>17
むしろ、詩の作成こそ丸暗記必須というのが、中国語という言語世界だったりする。 文言というのは、古典のフレーズをパッチワークのように繋いで作るのが正統とされる、かなり特殊な「言語」で、 自然言語(母語としての白話各方言)を話せるからといって、文章を紡げるものではない。 ここに加えて、詩文だから韻律を揃えなければならない。それも口語とは全く違う音で揃える必要がある。 このへんは、 「詠み人の気持ちが乗れば、三十一文字なんて自然に出てくるはずだ」という日本語の詩歌論とは、全く正反対の言語文化がひろがる。 詩文作成を課すことで、さらに丸暗記にかけるべき労力は多大になった。
- 60 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/08(日) 01:02:44.55 0.net]
- ベトナムでは科挙に受かった連中が日本に留学する「東遊運動」てのがあったっけ。
もちろん宗主国フランスは留学先の日本に圧力かけてたけど。
- 61 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/08(日) 01:04:10.75 0.net]
- >>33
>>37 江戸期の日本では、「軍事のプロ」に対する反対概念として「財政のプロ」がある。この対立は実は大日本帝国まで引き継がれるが、 おおもとは豊臣政権の加藤清正と石田三成の有名な対立ではないかと思う。 武家政権の本来のコア統治要素は、西欧中世と同じく「裁判」だったのだが、豊臣政権以降、武士間での所領争いが事実上無くなったので、 政治の基本要素から裁判(司法)が外れた。それでも江戸期を通じて訴訟件数は今よりはるかに多いけど。 近世以降、司法に変わり、財政が政府の最も重要な問題として浮かび上がってきたが、軍事主義者はなかなか認めなかった。 中国の場合、軍事に対しては、なぜか文字通りの「文官」になり、その文官の要素として財政が軽んじられる伝統が続く。 これは、詩歌を尊ぶ「文官」たちが財政の実務性をバカにしたからで、近世・近代日本の事情とは対立軸が違う。 やっぱり、日本とは大きく異質な世界だ。日本人にとって、「詩歌で国を治める」なんてことは、 「水銀を飲んで不老長寿」並みの心底意味不明な世界だったろう。たとえ地域文明の雄として学ぶべき存在だった時代でもw
- 62 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/08(日) 01:32:37.12 0.net]
- 詩賦はそんなに重視されてなくね?単にポテンシャルを見る方法の一つだっただけ。
旧中国の政治に求められたことは封建時代の理想の政治を郡県社会の下でどうやって再現するかだから、 財政は言ってみれば戦後日本の軍事みたいな扱いだったんじゃないかと思う。
- 63 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/08(日) 01:41:05.29 0.net]
- 暗記こそ現代の受験につながる要素
意味ない文章を丸暗記するのも、科目わけしてなんとか意味のあるようにみせかけたものを丸暗記させるのも対して違いはない
- 64 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/08(日) 01:48:48.67 0.net]
- 清朝末期、進士の中で欧米の大学に留学した人っていなかったんやろか。
- 65 名前:世界@名無史さん [2018/07/08(日) 14:36:07.53 0.net]
- 科挙で求められるのは官吏になることであって、
学者になることじゃない。 欧州みたいな自然哲学は支那では道家がこれを 担当してた。それと仏僧。今でも支那人が 自然科学と政治を区別できないのは科挙だけが 学問だと思ってるから。道家的なものは在野の 劣った思想として2000年以上も退けられてる。 技術者や道家をもっと大切にしていたら欧州に 指一本で敗北することはなかっただろうね。 科挙というのは結局保守しかできない アジアの限界でもある。日本も試験や偏差値が 大好きだろ?知性がないのさ。
- 66 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/08(日) 15:33:25.40 0.net]
- 筆記試験が大好きなフランスには知性が無いらしい
- 67 名前:世界@名無史さん [2018/07/08(日) 15:34:39.31 0.net]
- あやめさん、今どうなさってるのかなぁ
- 68 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/08(日) 20:31:53.82 0.net]
- >>66
官権が強いフランスは結局第二次百年戦争に 自由主義の英国に負けてるのだから 政治家になるのに異常な勉強時間を課す フランスはダメでしょ
- 69 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/08(日) 20:49:18.16 0.net]
- 役人を採用するための手段として儒学が利用された?
- 70 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/08(日) 21:18:24.10 0.net]
- 逆だバカもの。
法家思想由来の科挙は方法科学の思想。 「あんたが言うことは本当に正しいんかいな」という 実証を政治に応用したような感じ 対して儒家は支那の宗教 合理を受け付けぬ権威。
- 71 名前:世界@名無史さん [2018/07/08(日) 21:20:11.28 0.net]
- 古代インド世界の皇帝が戦争好きなのを
チャトランガにて家臣が封止したのと 科挙の精神は似てるかもネ 実証重視
- 72 名前:世界@名無史さん [2018/07/08(日) 21:39:23.35 0.net]
- あやめさんは科挙の話題で実際に会試の出題を持ってきたな
このスレはまだ誰も実際の出題も答案も持ってきてない
- 73 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/08(日) 22:27:57.73 0.net]
- 科挙に受験資格の制限ってあったんですか
- 74 名前:世界@名無史さん [2018/07/08(日) 23:28:49.01 0.net]
- >>73
郷試合格が会試の受験資格 童試合格が郷試の受験資格
- 75 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/10(火) 10:55:03.97 0.net]
- 科挙はちょっと調べるだけで頭おかしいエピソードが出てきて面白い
- 76 名前:世界@名無史さん [2018/07/10(火) 13:19:04.14 0.net]
- >>59
それはいつの時代のどこの国でも公文書作成には必須の能力だけどな。 依頼なのか下命なのか通達なのか,内容によって決まった言い回しと特定の用語を使う。つまりパッチワーク。 それがちゃんと出来るかどうかを見られるんだから,科挙で詩を出題したのは正解だろう。
- 77 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/10(火) 15:28:08.53 0.net]
- まあ科挙導入で他国と比べて中華の官僚のIQがダントツで高くなったのは事実だろう
- 78 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/10(火) 15:37:38.78 0.net]
- >>74
童試=郷試の受験資格ってのは明清の話だな 確か唐宋だと天才児に科挙を受けさせてみようぜって試験だったはず 代わりに明清だと特に優秀な人物を地方官僚が推薦して飛び級で郷試受験が出来るようになってたりする なんて名前の制度だったかな
- 79 名前:世界@名無史さん [2018/07/10(火) 19:55:52.08 0.net]
- >>65
>技術者や道家をもっと大切にしていたら欧州に 指一本で敗北することはなかっただろうね。 中国に「こんな国,指一本で滅ぼしてやるぅ!」と言ったのはイギリスのマカートニー。 乾隆帝のお情けで謁見だけは出来たが,ゼロ回答されて涙目で逃げ帰ったのはご承知のとおり。 日本にも池乃めだかという,似たような決め台詞で有名な喜劇役者が居ますね。
- 80 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/10(火) 22:37:52.32 0.net]
- ジョージ・マカートニー『中国訪問使節日記』
これらの女性はよく日に焼けているが、みめ形は悪くない。髪の毛はいずれも黒くごわごわしているが、それを手ぎわよく編み、頭のてっぺんの所で、かんざしでとめている。 子供たちはきわめて数が多く、ほとんどが素っ裸である。男は概して顔立ちがよく、手足がよく発達しており、たくましく筋骨隆々としている。 (pp. 22-23) 確かに中国政府の機構と権威は、ほとんど即座にどんな困難でも克服し、人間の力でできることなら何でもしでかしてしまうほどによく組織され、強力である。 (p. 27) ところが、中国人は航海術について並み外れて無知であるために、海岸でしばしば難破して行方不明になる。なぜなら、中国人はヨーロッパ人を知るようになってから 二百五十年以上経過しているにもかかわらず、またわれわれの船や航海ぶりを見て讃嘆するくせに、どんな些細な点でも、船の構造や操縦方法をまねしたことがない。 (p. 33) 儀式を貫く特徴は、アジア的な高貴さに特有な物静かな威厳と目立たないような華やかさにあった。このようなものはヨーロッパ人の洗練さの程度をもってしては、 まだ到達していないところである。 (p. 93) このあたり[景徳鎮付近]は気持のよい平坦な土地で、自然のままではあまり肥沃ではないのだが、驚くほどによく耕作されている。中国人は確かに世界一の農夫である。(p. 185) 中国人は医術ないしは外科術や科学的知識の点で、いかに他の諸国民に遅れているかということである(もっとも機械工学の若干の部門においては、彼らは優れている)。 (p. 188) 彼らはわれわれの軍隊の持ってるような規律というものを全く知らない。着にくそうな服装を身につけ、武器といえば火縄銃と弓矢と大刀だけである。武器の扱い方も不器用である し、性格や気質からいっても戦争好きではない。だから、指揮よろしきを得た攻撃に対しては、ろくに抵抗もできないであろう。 (p. 205)
- 81 名前:世界@名無史さん [2018/07/10(火) 23:54:41.86 0.net]
- >>80
18世紀の水準で言えば,ヨーロッパ医学は別に中国医学より優れてなどいなかったと思うけどね。 まだ手術創の感染防止すら発見してない時代だよ。
- 82 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/11(水) 02:30:25.98 0.net]
- >>80
なんだかこれだけ見るとThe平和ボケ国家って感じだな
- 83 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/11(水) 12:15:24.73 0.net]
- >>55
官僚をやってりゃ賄賂を受け取らない清廉な人ですら大金持ち。 塾の先生なんかやらないだろう。あまり尊敬されなかったらしいしな。
- 84 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/11(水) 12:34:14.21 0.net]
- >>82
大学のときに教わった先生に、 「中国の歴史は平和と統一の歴史である」 と言っていた人がいた。 中国シンパな発言の面もあったかもしれんが、 中世以降の欧州との比較だとなるほどとも思える。
- 85 名前:世界@名無史さん [2018/07/11(水) 14:26:17.35 0.net]
- >>81
西洋医学が漢方医学よりも有用になったのは種痘の発見以後
- 86 名前:世界@名無史さん [2018/07/12(木) 04:05:00.36 0.net]
- >>83
実際に塾で教えてた進士は居るらしいよ。 一旦は任官したけど官僚があまり好きではなくて田舎で隠棲した人とか,合格は合格だがビリのほうだったから任官しなかった人(してもあまり出世できない)とか。
- 87 名前:学術 [2018/07/12(木) 05:27:16.47 0.net]
- 確かに軍師もいいけどね、日本武将文化もなかなか。
- 88 名前:世界@名無史さん [2018/07/12(木) 06:31:25.33 0.net]
- >>83
清廉な人というと諸葛亮だろうが、実はそもそもが半端ではない大領主だったりする
- 89 名前:世界@名無史さん [2018/07/12(木) 08:50:17.03 0.net]
- 友達から教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
興味がある人はどうぞ 検索してみよう『立木のボボトイテテレ』 MML
- 90 名前:世界@名無史さん [2018/07/12(木) 13:46:13.86 0.net]
- 朝鮮の科挙は、試験場に従者を連れ込んでもよかった
だから従者に扮した替え玉や家庭教師が…
- 91 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/12(木) 16:46:42.46 0.net]
- >>90
まあ朝鮮の人口、経済規模じゃ全部真似するの無理だろうし……
- 92 名前:世界@名無史さん [2018/07/12(木) 23:17:39.82 0.net]
- 「アジア人は我々に最高の女性をあてがうために今まで歴史と文化を築いてきた」
「日本人は目先のことに賢く、明日のことは何も知らない」 「インドシナ人は怠け者で、貨幣という概念がなく、我々とのすべての取引は 女性を与えることによってこれを賄う」 「・・アジアの男はすべて怠け者である。というのも、男が果たすべきことがら、 つまり軍事とか政治とか、女性や弱いものを外敵から守るということが、彼らには 存在しないからだ。これほど男が男の役割をしない国は他にない。彼らのしごとなぞ 女を産んでそれを強いものに与えるだけだ」
- 93 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/13(金) 10:22:02.65 0.net]
- >>90
そこらへんが中国人と朝鮮人の差なんだな。
- 94 名前:世界@名無史さん [2018/07/13(金) 12:53:39.54 0.net]
- 宋以後の中国社会では身分制度は消滅してる
「進士」も「士大夫」も世襲身分ではない 朝鮮社会はまだまだ身分制度が健在で「両班」も世襲身分になってしまってる 世襲身分のある社会なら、高貴な者が従者も無しで一人でどこかに出向くなど屈辱になってしまうだろう
- 95 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/14(土) 00:07:34.68 0.net]
- >>93
日本もそういう不正を場の雰囲気みたいなもので押し切ってやるタイプ多いぞ
- 96 名前:世界@名無史さん [2018/07/14(土) 03:52:44.36 0.net]
- >>90
限界はあったと思うぞ。 「こいつ本当に合格したのか」と疑われるほど無能だったり馬鹿だったりしたらバレるだろう。
- 97 名前:世界@名無史さん [2018/07/14(土) 05:18:22.89 0.net]
- >>95
ふ〜ん 貴殿とその周囲はそうなのか
- 98 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/14(土) 08:10:24.77 0.net]
- >>96
能力不足で不正を疑われても閑職に回される程度だろう。 現代日本の公務員のコネ入庁のアホだって 別にアホを理由に不正とみなされてクビになることはない。 というか、従者を連れ込んでOKなのは最初から厳正にやる気はないし みんなそれはわかってるってことじゃないのかな。 本当に優秀な奴もある程度登用できれば良し、ってところでは。
- 99 名前:世界@名無史さん [2018/07/14(土) 13:38:55.21 0.net]
- >現代日本の公務員のコネ入庁のアホ
詳しいようだが、経験者か?
- 100 名前:学術 [2018/07/14(土) 14:12:21.16 0.net]
- カキョってるおおにぎわいの都市。過疎る地方コネ式よりは、お薦めの総合的人事感。
- 101 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/16(月) 18:35:10.50 0.net]
- >>99
まあね。信じられないくらい能力の低い同僚がいて驚く。 コネで入った証拠があるわけじゃないけどね。
- 102 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/18(水) 17:56:23.45 0.net]
- 科挙って王族は受けなくても良かったんだよね?
あんまり血縁が薄くなるとそうも行かなくなるんだろうけど
- 103 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/18(水) 18:12:34.90 0.net]
- 科挙みたいなものの重要さって試験そのものより
それが世間に浸透して学歴社会みたいな価値観が受け入れられるだよね
- 104 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/18(水) 19:11:25.06 0.net]
- >>102
まあ時代が唐→宋と下ると貴族の力が弱くなるからずっと栄えた家で居たいなら結局受けなきゃならなくなる ただ清の中盤辺りまでは満州貴族は受けちゃいけなかった 漢化しちゃうから ただ大した戦争もなく時代が過ぎ、科挙も受けられないから文人官僚として功をあげる事も出来ない、と言う八方塞がりな状況になってしまって皇族ですら没落してしまった
- 105 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/19(木) 05:12:13.56 0.net]
- >>103
民主国家じゃないんだから世間は関係ないんじゃない?
- 106 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/19(木) 10:13:50.38 0.net]
- 今でいう少数民族も科挙は受けられたの?
- 107 名前:世界@名無史さん [2018/07/19(木) 11:50:48.47 0.net]
- >>106
少数民族どころか外人でも問題無し 日本人の進士も居る
- 108 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/19(木) 18:08:45.10 0.net]
- >>105
学歴の威信が民衆に認められれば武力や血統で統治する必要が無くなるわけだから関係ありあり まあ科挙の場合は儒学の徳の概念とかが関わるから一概に学歴云々とは言えないんだけれども
- 109 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/19(木) 18:12:06.65 0.net]
- >>106
少数民族は知らないけれど、職業や戸籍等によってたまに制限がかけられてた筈 上記の清代満州族とか明代の軍戸とか
- 110 名前:学術 [2018/07/19(木) 18:45:42.49 0.net]
- 軍師の頭脳とかの機微のことだよ。試験じゃないよ。王族にはないもの。
- 111 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/19(木) 23:23:35.79 0.net]
- 軍戸でも科挙は受けれる
明代の歴代の兵部尚書の軍戸出身率は36%と人口比(2割)に比べて倍の数値 民戸出身者より優先的に任官できる仕組みになってたっぽい 満州旗人も八旗科挙とか翻訳科挙とかそれ専用の科挙試験があったぞ 受けないもしくはどこにも受からないと自動的に武官職になる
- 112 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/20(金) 00:37:50.50 0.net]
- 丸暗記型試験は科挙以前に存在しない?
- 113 名前:世界@名無史さん [2018/07/20(金) 01:41:15.08 0.net]
- そら一神教世界の「聖書の丸暗記=偉い人」ですがな
科挙は現在の世界の学歴社会の起源だ 欧米は東アジア以上に学歴社会で ある一定の階級は全部有名大卒じゃないと ダメなんだぜ
- 114 名前:世界@名無史さん [2018/07/20(金) 05:25:10.90 0.net]
- 1903年 長岡半太郎、原子はこういうものだと世界に知らしめる
1934年 湯川秀樹、原子核の世界を核力で説明 1934年 彦坂忠義、核力の解放による核兵器の可能性を発表 1934年 荒勝文策、コッククロフト加速器で原子核破壊に成功 1939年 原爆開発のために第二次世界大戦を開始する 1940年 理研、サイクロトロンでウランの核分裂反応を確認 1944年 名古屋で核実験成功 1945年 広島で原爆実験成功 1948年 朝永振一郎が原子の世界を量子電磁力学で説明
- 115 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/20(金) 07:32:29.20 0.net]
- >>107
阿倍仲麻呂が科挙に受かってたって話はどの程度信憑性があるんだろう? 他に清末に受かっていた日本人がいるらしいが。
- 116 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/20(金) 17:04:59.42 0.net]
- >>113
聖書の暗記力「のみ」で人を採用した記録ってあるのだろうか
- 117 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/20(金) 17:09:55.25 0.net]
- 聖書であっても教科書暗記の受験と大して違うところはない
聖書の丸暗記度で人材を決めるみたいなの、ユダヤ教とかならありそうだが近い事はされてなかったのかな
- 118 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/20(金) 19:39:13.72 0.net]
- 中世ヨーロッパやイスラムの大学では試験はすべて口頭試問で行われる
でその中でとくに重視されたのが修辞学つまり弁論術や論証法の実技能力 その名残で未だにフランスのバカロレア入試ではこの口頭試問が重視さている
- 119 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/20(金) 20:05:16.85 0.net]
- >>117
>>118の人も触れてるが、ヘブライズム系統の神学の場に於いても試験は基本的に解釈と討論 単なる暗記では学識を認められない ユダヤ教のタルムードはまさにそういう学説集だし キリスト教の中世スコラ哲学の論文は普通どれも個々の論文そのものが討論集
- 120 名前:世界@名無史さん [2018/07/20(金) 21:12:37.21 0.net]
- >>116
聖書に限らず暗記力「のみ」で人を採用した例など世界のどこにも無いやろ あるとしたら無文字社会の語り部くらいか
- 121 名前:世界@名無史さん [2018/07/20(金) 22:55:33.59 0.net]
- >>115
古代支那世界では征服した周辺の民族に 科挙を優先して合格させる優遇策をとっていた アメリカが征服したダメな国の民をなつけるため 留学生を大量に受け入れてるのと同じ
- 122 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/21(土) 00:02:30.43 0.net]
- >>111
あれ当初は軍戸規制されてなかったっけか すまんなもう一回文献当たってみるわ
- 123 名前:世界@名無史さん [2018/07/21(土) 00:18:09.94 0.net]
- 合格者名簿があるんやから阿倍仲麻呂かて名簿調べたら載ってるやろ
- 124 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/21(土) 01:49:40.06 0.net]
- >>115
清末の服部宇之吉はもともと東大教授で科挙廃止後に大学堂に招聘されて帰国時に進士の称号もらっただけで科挙には合格してない
- 125 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/21(土) 11:22:34.54 0.net]
- >>123
唐の時代の名簿が残ってるの?
- 126 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/21(土) 12:21:36.83 0.net]
- もしかして唐書に乗ってんじゃないかと思って調べたけど阿倍仲麻呂についてちょっと言及されてるだけで進士についてはなかったな
まあ当たり前か
- 127 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/21(土) 18:32:45.44 0.net]
- >>107
>>109 ありがとう 少数民族出身とか外人出身っていうと誰がいるかな?
- 128 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/21(土) 18:53:43.49 0.net]
- 「科挙型」受験はアジアで顕著だな
欧米は資格を得て大学いくかんじ
- 129 名前:世界@名無史さん [2018/07/22(日) 01:54:03.17 0.net]
- もともと古代支那でも教育は「対話型」だよ
今の欧米と同じ。科挙型の「偉い先生に徹底服従。 考えるな、暗記しろ」という教育は科挙が行われてから。 科挙以後、支那世界にはいわゆる学者や自然哲学者が 公的な権力からは消える。たいてい外野の存在になる。 これは欧州が教会勢力を権威としてた時代と似てますね。 合理よりも権威で欧州の支配を正当化しようとする。 この試みは結局合理・実業を重視するゲルマン系の 連中に覆されるのだが、現代の支那では未だに合理よりも 権威、実よりも政治権力闘争の闘論ばかり重視されている。
- 130 名前:世界@名無史さん [2018/07/22(日) 01:58:13.54 0.net]
- 教会や皇帝らが学者・自然哲学(科学のこと)を嫌うのは
権威に反するから。支那世界は始皇帝よりもまえの世界は 論語にあるように対話型の教育だった。だけど科挙が始まって からは最初から結論が来て、それをひたすら踏襲するだけの 家畜の育成教育になってしまう。やれ胎教だとか、やれ童試合格のために お受験競争をさせるとか、そんな世界だ。 今の薄ら馬鹿の日本と同じですね。対話型教育を重視する欧米が 頭脳の世界で一強なのも無理はない話。
- 131 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2018/07/22(日) 02:23:35.21 0.net]
- 対話型試験てのがあるのか?
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