- 487 名前:世界@名無史さん [2006/03/22(水) 20:48:09 0]
- >>475
明代前期:時代の流れに逆行する徹底した農本主義、現物経済、海禁がとられており、 社会、経済が古代的な時代。 元末の戦乱により荒廃した上に、過度の粛清、思想統制を受け、 文化不毛の時代。 明代中期以降:銀の流通が盛んになり、日本、東南アジア、ヨーロッパとの 交易が盛んになった時代。 銀に基づく豊かな経済を背景に、都市部でははなやかな文化が育まれる。 学問では、儒学では陽明学がおこったり、イエズス会の宣教師を通じて ヨーロッパの近代科学が伝わるなどした。 社会、経済、文化に近代の萌芽が感じられる時代。
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