1 名前:世界@名無史さん [2006/02/02(木) 22:39:37 0] /;;;;;;;;;;;;;\ /;;:::::::::::::::::::::::\ ∈=━/,,;;:::::::::::::::::::::::::.;ヽ━=∋ L::;;,__ ..:::ゝ //;;;;::::::.. ̄ ̄ ̄ ̄..::::;;;ヽ / ;;;;;;;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::;;;;; ヽ /j/三三三三三三三三三三ヾ、 l::||:::: |l / ̄\ ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′ || r┤ ト::::: \___/ || / \_/ ヽ:::. \/ ,ノ | _( ̄ l―---oo-――'"ヽ__ | _)_ノヽ\ ハ // / ヽ ヽ____)ノ  ̄ ̄ ̄ / ヽ、 朱元璋:明の建国者。貧民の子から身を起こして,群雄を平らげ,元王朝を北方に追放 有能な家臣をほとんど殺し、一万人以上の処刑者を出したりと苦難続きだが、 持ち前の残酷さ(残酷さとも言う)と、その恐怖あふれる発言で混迷する明王朝を暗くしている(多分)。 その陰湿なキャラクターから、そのキャラクターが皆から嫌われていることは、 各種AAがあまり開発されていないとからも明らかである。
191 名前:礼部 [2006/03/02(木) 15:34:45 0] _∩_ ⊂「礼 部」⊃ __ /__了 ゚Д゚) / / 明代中国の周辺地域についてはこちらを。 (|〆/|) , /_〇 /|  ̄ | 【南詔】雲南【大理】 academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1087063677/|50 高麗・李朝スレ その3 academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1129640674/|50 ベトナム史総合スレ その2 academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1097943215/|50 【朱印船】日本の海上交易【倭寇】 academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1118503126/|50 大航海時代 inアジア academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1113727389/|50 世界史に置ける秀吉の朝鮮征伐の考察その4 academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1034574345/|50 台湾史に興味のある日本人は academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1086230947/|50
192 名前:礼部 [2006/03/02(木) 15:48:55 0] _∩_ ⊂「礼 部」⊃ __ /__了 ゚Д゚) / / 明代中国の周辺地域についてはこちらを。 (|〆/|) , /_〇 /|  ̄ | 【地域史っぽく】タイ人王朝などの歴史 academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1094108630/|50 中世以前の東南アジア academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1123321017/|50 香港・澳門(マカオ)の歴史 academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1070361641/|50 スペイン・ポルトガル史総合スレッド academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1111428680/|50 オランダの歴史 academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1046177188/|50 時代別に世界最強の国を見ていこう二国目 academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1135606269/|50
193 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/02(木) 16:53:03 0] 明代は科挙でも八股文などの型にはまった学問が重視されたので 歴代王朝の中でも尤も質の低い官僚が輩出した原因だ。 特に史記等の歴史書は見向きもされなかったそうだ。
194 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/02(木) 17:52:15 0] 真面目なのとお笑いが混ざってるからここまでスレが進んだの解る? だからお笑いも必要。
195 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/02(木) 17:53:26 0] /;;;;;;;;;;;;;\ /;;:::::::::::::::::::::::\ ∈=━/,,;;:::::::::::::::::::::::::.;ヽ━=∋ L::;;,__ ..:::ゝ //;;;;::::::.. ̄ ̄ ̄ ̄..::::;;;ヽ / ;;;;;;;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::;;;;; ヽ /j/三三三三三三三三三三ヾ、 l::||:::: |l / ̄\ ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′ || >朕の脳みそはメロンパン入れになってるのじゃぞ? r┤ ト::::: \___/ || / \_/ ヽ:::. \/ ,ノ | _( ̄ l―---oo-――'"ヽ__ | _)_ノヽ\ ハ // / ヽ ヽ____)ノ  ̄ ̄ ̄ / ヽ、
196 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/02(木) 17:59:22 0] 陛下の脳は聖賢・豪傑・盗賊の三種類が含まれておりますな。
197 名前:世界@名無史さん [2006/03/02(木) 18:35:26 0] >>193 そんな中でも、王陽明や張居正、徐光啓などの大政治家もたくさんいるがな。 明代には、李攀龍などに代表される古文辞派という詩のグループが出ているが、 古文辞は八股文に適しているというわけで、明代中期以降、 文壇の主流を占めるようになった。 しかし、摸擬剽窃などの弊害があったため、明末になって、銭謙益らによって クソミソにこきおろされた。
198 名前:世界@名無史さん [2006/03/02(木) 19:35:26 0] /;;;;;;;;;;;;;\ /;;:::::::::::::::::::::::\ ∈=━/,,;;:::::::::::::::::::::::::.;ヽ━=∋ L::;;,__ ..:::ゝ //;;;;::::::.. ̄ ̄ ̄ ̄..::::;;;ヽ / ;;;;;;;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::;;;;; ヽ /j/三三三三三三三三三三ヾ、 l::||:::: |l / ̄\ ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′ || r┤ ト::::: \___/ || / \_/ ヽ:::. \/ ,ノ | _( ̄ l―---oo-――'"ヽ__ | _)_ノヽ\ ハ // / ヽ ヽ____)ノ  ̄ ̄ ̄ / ヽ、 さて、今年は独でサッカー・ワールドカップなるものが開催されるそうだが 朕は洪武22年(1389)3月に 球蹴りをした者はげっ足の刑に処すと勅しておる。 よってこのスレでの球蹴の話題は一切禁じる。 万一、これを犯した者は足を切断の上、一族もろとも辺境に追放じゃ
199 名前:世界@名無史さん [2006/03/02(木) 20:47:06 0] 伊太利のカルチョは最強最強最強〜〜〜〜〜〜〜!!!
200 名前:世界@名無史さん [2006/03/02(木) 20:51:34 0] >>198 それ、本当なのかよ。信じられんが・・・・・。 だいたい、中国に蹴球なんてものがあったのかどうか・・・・。
201 名前:世界@名無史さん [2006/03/02(木) 20:53:56 0] >>197 銭謙益ね。 鄭成功の師で南京福王政権に参加した数少ない東林党派の人間で 南京陥落の際に自殺しないで後に清に仕えた。 後の乾隆帝は銭謙益の人物を嫌い、彼の著作を禁書にした。
202 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/02(木) 20:57:49 0] >>200 200おめでとう。 ちなみに下記がソース ttp://homepage1.nifty.com/nWojoushou/keibatu5.htm 他にも双六・将棋した者の手を切断する勅令も出している。 理由は知らんが流石は太祖皇帝陛下の独創性と褒めるべきか・・・
203 名前:世界@名無史さん [2006/03/02(木) 21:16:37 0] >>201 銭謙益の著作に『列朝詩集』があるが、それは明代の詩を知るにはいいそうだ。 でも、銭謙益の極端な好悪や偏見に基づいているというのが、玉にきずだが・・・。
204 名前:世界@名無史さん [2006/03/03(金) 09:57:07 0] 明代の文壇の変遷 ・永楽〜成化期 台閣体:楊士寄、楊栄、楊溥らが中心 | |台閣体への批判 ↓ ・弘治〜正徳期 古文辞派(前七子):李夢陽、何景明らが中心 | |復古説の強化 ↓ ・嘉靖〜隆慶期 古文辞派(後七子):李攀龍、王世禎らが中心
205 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/03(金) 10:37:17 0] >>198 陛下!!!! ttp://pds.exblog.jp/pds/1/200603/02/49/b0006449_12104381.jpg
206 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/03(金) 12:12:47 0] あの亡国の風流天子だった北宋の徽宗の御世、玉蹴りが上手いだけで出世した香具師もいたという。 しかし徽宗皇帝も天子にさえならなければね。 ただの皇族でいれば、好きな絵を書いて一生のんびり暮らせたのに。
207 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/03(金) 18:12:54 0] >>206 石を運ぶの失敗して官職辞めました><
208 名前:世界@名無史さん [2006/03/03(金) 20:11:46 0] 陛下に似ている人物を挙げるとしたら、水野忠邦かな。 農本主義を強く推し進めたり、>>202 のような勅令を出して、 庶民の娯楽を奪ったりした点はそっくりだ。
209 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/03(金) 20:27:13 0] /;;;;;;;;;;;;;\ /;;:::::::::::::::::::::::\ ∈=━/,,;;:::::::::::::::::::::::::.;ヽ━=∋ L::;;,__ ..:::ゝ //;;;;::::::.. ̄ ̄ ̄ ̄..::::;;;ヽ / ;;;;;;;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::;;;;; ヽ /j/三三三三三三三三三三ヾ、 l::||:::: |l / ̄\ ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′ || r┤ ト::::: \___/ || / \_/ ヽ:::. \/ ,ノ | _( ̄ l―---oo-――'"ヽ__ | _)_ノヽ\ ハ // / ヽ ヽ____)ノ  ̄ ̄ ̄ / ヽ、 ロハスの先駆けなのじゃよ。 朕が触れを出さぬと民は健康に関心を寄せぬからのう。
210 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/03(金) 21:19:27 0] 叔父上、久しぶりに臣文忠申し上げますタネ。 本日、倭国武蔵州に於いて中共なる紅夷と交戦し、 敵の大将・漢の宇宙大将軍軍師・王偉なるものを討ち取ったタネ。 文忠ことタネタネこと多村仁も奮戦したタネ。 これからも益々明朝復興中原克復胡虜駆逐の為に粉骨砕身するタネタネ。 / ヽ、 / / \ ヽ l , , , l .| / ̄\_/ """ | l l ` 、 /⌒⌒i /⌒ヽ / `/ | | \ / と、李文忠殿下より捷報(勝ち戦の知らせ)が参っております。 ※武蔵州は武蔵の国のこと、明代のチュウ海図編などではこの表記タネ。 ※宇宙大将軍軍師・王偉については ttp://kyoto.cool.ne.jp/rekiken/data/2000/001215.htmlの下の方を参照。 時代をさかのぼりすぎているのでつが、ついネタに走ってしまい 申し訳ないタネ。 ※明朝復興・中原克復・胡虜駆逐は復明運動のスローガンタネ。
211 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/03(金) 21:41:15 0] 武蔵はたけぞうって解釈して等身大の若者を描くことに吉川は成功したけど 重八は解釈しようがないなwwww
212 名前:世界@名無史さん [2006/03/03(金) 21:51:52 0] ヽ-=・=-′ヽ-=・=- 勅す!>199をゲッ足の刑に処す。 朕が勅した直後に球蹴りの話をするとは、何事であるか! >文忠 朕の元にも捷報は届いた。大儀であった。 これで益々我が大明復活の日も近づいたのお。 胡ぃょぅの手先を討ち取ったこと、誠に喜ばしいことである! 勅す! 文忠とともに功名を立てた物を武功臣に任ずる。 また鷹軍団の鷹揚将軍・王公を新建伯に任ずる。 文忠は相模州を加俸する。
213 名前:似非仏蘭西人 [2006/03/03(金) 22:52:38 0] l; // / ヽ\l\ \\ リハli l l / l/ // ヽ "ヽ\ l i i レi ,l l _,,,_ l "_,,-―ー---;;;/ ヽ,,-―- l l レr-、i l, 辷__・_,;;;;;'"゙:. l;;辷・_,; l / l l、_ l ヾ ...:::::::;;;; ::. l;;;;;;;:. l" . l ヽr l ヾヽ ,,,; : l ;;;; l l やった、陛下にかまってもらっちゃったぜwww これで我々の優勝間違いなしだなwww グランデ・アッズーリは地上最強!最強!最強ォォォォッッ!!!
214 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/04(土) 00:08:11 0] / / ' ''' `ヽ、, ''''"""´´ ´ i _彡 "| | | '"⌒ヽ '"⌒`ヽ、 ヽ、 \ ヽ、 i i '⌒ヽ '⌒ヽ : ⌒ヽ ヽ、__ : |O| | ◯| | :ヽ | _彡 ―――― i 、0ノ 、0 ノ i /ヽ / / 、_彡 / \ | ー ノ ー‐ / / ´ / \_ < ボールは友達 | l ヽ " ⌒ / __ 彡 \ / | ー――‐ __ノ ゛彡 ―――― : ! ー‐ / : 、 __ヾ ヽ、 ヽ ⌒ノ i 、ミ ヽ、 / i ヽヾ`` iヽ、___... / | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ADIDAS \ / ヽ l:::::::::. | |:::::::::: ヽ-=・=-′ヽ-=・=- | |::::::::::::::::: \___/ | ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
215 名前:世界@名無史さん [2006/03/04(土) 01:56:38 0] (●;´ー`)<あ、あの・・・ゴホゴホ・・・孫の高熾と申します。 おじいさま、どうか御家来をもっと信頼して、みんなに 優しくした方がいいと思うんです。ゴホゴホ。 法律を的確に運用して刑罰の濫用も控えた方がいいと思います。 ゴホッゴホッ・・・ああ、お腹空いた。モグモグ。 とにかくどうかお願いします。
216 名前:世界@名無史さん [2006/03/04(土) 10:43:47 0] 彡¶ _____∩____ /;;;/;;;;/;;;;/丶;;;;;ヽ;;;;;; ヽ /;;;;;/;;;;;;;/;;;;/;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ _/;;;;;;;/;;;;;;;;/;;;;;|;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ_ ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(大) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ ヽ____________/ §l::||:::: |l§ / ̄\ (●) (●) ||§ r┤ ト::::: \___/ || § <重ちゃんの子孫は生け捕りだよ。 / \_/ ヽ::: . \/ ,ノ 《》 | _( ̄ l―---oo-――'"ヽ__ | _)_ノ \\ハ// / ヽ ヽ____)ノ \ソ/ / ヽ、 元朝ラストエンペラー、トゴン・テムル。 【北元から】その後のモンゴルを語ろう【革命まで】 academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1119756439/|50
217 名前:世界@名無史さん [2006/03/04(土) 10:52:34 0] / ̄ ̄ ̄ ノノヽ `-、 ,l' ノノ´´ノノノノ ‐'-`ヽ`l l ノ ノノノノノノ∩ヽヽ l l' ~~ノノノノ___ .∪ __.'l l/ノ ,--──'' ̄ ̄`-,_| 丶_/::::::::::::::━'ソ:i:i:'━:i iヽ.||:::::::, <・>ン ,'<・ > | >|.} ` ' i,. ' ,' / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノー.i;;;;;::.. ..:::::_`ー::'゙:. .! / ゴルァ、豚供!! , イ| i i;;;;;;::、;'./Vョヨコョi::;;' < 禿なんざぁ俺様の敵ではない! ., - ' || | ゙t;;;;;;;:::..i-r-、./::;;' \ 草原の蒼き狼の力を見せてやるぜ! !! `、 ヽ,;;;;::ヽニニソ./\ \______________ ヾ、、ヽ、. ':、;;;;;;;;;;;;/|| \ . r‐-‐-‐/⌒ヽ-ーイ // `、 ヽ、 |_,|_,|_,h( ̄.ノヽY ビシッ ヽ ー-ヽノ| `~`".`´ ´"⌒⌒) ヽ i ノ^ //人 入_ノ´~| ̄ i | \_ //__/ | ノ | ティムール朝について academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1007474869/|50 ★★中央ユーラシア史総合スレッド★★ academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1024922125/|50
218 名前:世界@名無史さん [2006/03/04(土) 10:55:50 0] 彡¶ _____∩____ /;;;/;;;;/;;;;/丶;;;;;ヽ;;;;;; ヽ /;;;;;/;;;;;;;/;;;;/;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ _/;;;;;;;/;;;;;;;;/;;;;;|;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ_ ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(汗) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ ヽ____________/ /j/三三三三三三三三三三ヾ、 l::||:::: |l / ̄\ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′ || <明よ、いつになったら馬市を r┤ ト 彡彡___彡彡 || 開くのだ。開かないのなら / \_/ ヽ 彡 \/ 彡 ,ノ わしが自ら北京に乗り込むぞ。 | _( ̄ l―---彡彡-――'"ヽ_ | _)_ノ ヽ\\ /// ヽ アルタン=ハン:嘉靖年間に明にしきりに侵攻し、北虜南倭の外患を引き起こした (俺答汗) タタール部の首領。東北アジアから中央アジアにいたる版図を 築き、嘉靖29年(1550)には、みずから北京を包囲するという 庚戌の変を起こした。帰化城(現・フフホト)を建設し、隆慶4年 (1570)に明と和を結び、順義王に封じられた(これにより、 北虜の患はやんだ)。万暦6年(1578)、チベットの高僧 ・ソナムギャンツォを青海に招いて会見し、ダライ=ラマの称号を 与え、黄帽派隆盛の原因をつくった。 中国史における遊牧民の歴史 academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1056866040/|50
219 名前:世界@名無史さん [2006/03/04(土) 11:04:04 0] o0o 8 _8_ / ̄ ̄ ̄ ̄\ / 清 | | | 毛皮と人参で金を稼いで、 | =- -ー | 父の仇を討つあるよ。 | l´ `l | | 'ー┼-┼' | | | | | ( ) | ノ ヽ / | | /\____/ γ し'⌒) ⊂ ) ヌルハチ:後金、清朝の初代皇帝。廟号は太祖。姓は愛新覚羅。 【康煕】清王朝について【乾隆】 academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1126475110/|50 偉大なる北アジアの歴史 academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1103453829/|50
220 名前:世界@名無史さん [2006/03/05(日) 15:28:06 0] 陛下! チャングムの料理に、明の使者殿は大喜びでありましたぞ!
221 名前:明の使者 [2006/03/05(日) 16:02:58 0] 朝鮮に使いに行けって言われたときは「ああ朝鮮か」とがっかりしたよ 案の定、朝鮮の料理は半分腐っていて食べるのは無理だった。
222 名前:世界@名無史さん [2006/03/05(日) 17:12:30 0] (()) ,〜((((((((〜〜、 ( _(((((((((_ ) (/ ~^^^^^~^^~ヽ ) ( ;;;;;;;; ;;;;;;;; ) ( -=・= =・=- ) ( (oo) ) ( )3( ) (____二二二_____) /::::::::.. \ |:::::::::::::: \ / ̄ ̄\ |::::::::::: / `、 |::::::::::. / ..... ヽ ―、_ `、::::::::: / ...:::::::、:::.. \ | _) )、 |::::::::::::: :::::::::::`、::::... ヽ | `'、ノ ) ):::.:::::.......... .....::::::::::::/ヽ::::.... `、ノ ノ::::::`'ノ /::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::;/ \::::::.. ::::::::::_;;ノ /:: ::::::::::;;; ――--‐' \::: ....ヾ:::( /:: ..:::::/ ヽ :::::::::::ノ /: ..::;;::'" `――' |::: ..::::::/ | ;:< ヽ ,,,,,..... \ `ヽ、:::::::::::.... \_ `ヽ、:::::::::...... ! `ヽ、::::::: ノ );;:: ( ノ:::: | (_(_(_(_(_ノ
223 名前:世界@名無史さん [2006/03/05(日) 18:35:05 0] >>193 、>>204 科挙はその時代の学問とも密接に結びついていた。 唐代には、詩文が重視されたので、詩人が多く輩出し、 宋代には、文章が重視されたので、文章家が多く輩出した。 明代には、八股文が試験科目となっていたが、 八股文に適しているというわけで、明代中期以降、 古文辞派が文壇の主流を占めるようになった。
224 名前:世界@名無史さん [2006/03/05(日) 18:39:21 0] >>223 唐代に次いで詩人がたくさん出たのも明代かな?
225 名前:世界@名無史さん [2006/03/05(日) 23:25:35 0] 陳舜臣氏は『中国の歴史』シリーズで 「台閣体など今は誰も研究する者はいない」とか 批判していた記憶がおぼろげながらあるんだけど 明代の詩ってそんなに価値ないの?
226 名前:世界@名無史さん [2006/03/06(月) 00:31:30 0] >>225 滅茶苦茶に評価は低いらしいですよ。 ある本によると詩の衰退はまさに「目を蔽わんばかり」だそうです。
227 名前:世界@名無史さん [2006/03/06(月) 00:41:08 0] 乞食坊主と、その息子の簒奪野郎のせいで、文化不毛な時代になったのかねぇ… 「異民族統治」の払拭・社会秩序の建て直しという目的はあったのだろうけど、 ちょっと文化人を殺しすぎだな、あの鬼畜親子は。
228 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/06(月) 00:43:10 0] すみません、最近嫌なことが続けてあったので、 当方の心も荒んでしまっていて… ↑の失言は取り消しますので、何卒お許しを…
229 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/06(月) 01:00:29 0] >>221 朝鮮に派遣される使節はまだいい。 陸路で安全に行けるからね。 琉球に派遣される使節はガクブルものだったというよ。 「琉球までの航路に巨大な渦潮があり、巻き込まれて死ぬ!」という噂が流れていて使節は船に乗りたがらなかった。 実際、明の使節が往路時化に巻き込まれ、半死半生で琉球にたどり着いた、という記録も残っている。
230 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/06(月) 01:15:26 0] ___ /;;;;;;;;;;;;;\ /;;:::::::::::::::::::::::\ ∈=━/,,;;:::::::::::::::::::::::::.;ヽ━=∋.‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐- 、 L::;;,__ ..:::ゝ lヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ //;;;;::::::.. ̄ ̄ ̄ ̄..::::;;;ヽl } | | | | | | | / ;;;;;;;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::;;;;; ヽ } | | | | | | | /j/三三三三三三三三三三ヾlニニニニニ☆ニニニニニニ| l::||:::: |l \ 朱棣 / \ <>>227-228 / ̄\ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′|| ヽ ● ● ′ / r┤ ト::::: \___/ || \___/ / ̄\ / \_/ ヽ:::. \/ ,ノ \ . \/ ,┤ ト | _( ̄ l―---oo-――'"ヽ__`――――――| \_/\ | _)_ノヽ\ ハ // / \ V //ノ|  ̄)_ | ヽ____)ノ  ̄ ̄ ̄ / \ ̄ ̄ ̄ ヽ_(_ | \(___ノ
231 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/06(月) 02:39:51 0] MOTHER2の弁髪の少年の名前はプー で、愛新覚羅溥儀さまのどっかの読み方はプ何とかだった様な? 何が一番いいことなのかは解りません!あのゲーム好きだったし。 そしてこれくらいで糸冬・・・あ! /;;;;;;;;;;;;;\ /;;:::::::::::::::::::::::\ ∈=━/,,;;:::::::::::::::::::::::::.;ヽ━=∋ L::;;,__ ..:::ゝ //;;;;::::::.. ̄ ̄ ̄ ̄..::::;;;ヽ / ;;;;;;;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::;;;;; ヽ /j/三三三三三三三三三三ヾ、 l::||:::: |l DSlite買占め!!! / ̄\ ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′ || r┤ ト::::: ;\___/ ; || / \_/ ヽ:::. \/ ,ノ | _( ̄ l―---oo-――'"ヽ__ | _)_ノヽ\ ハ // / ヽ ヽ____)ノ  ̄ ̄ ̄ / ヽ、 残念売り切れ。
232 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/06(月) 02:56:46 0] / \ / \ ./ \ /__.___________ヽ \/ 。 \|__ノ / ヽ l:::::::::. | |:::::::::: ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′ | |::::::::::::::::: \___/ | 朱棣いっしょにお遍路じゃ! ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ l―-oo-―l" チリン♪ 人 ....,,,,./ヽ、 ,...-'"■|:|彡''" /'■ ヽ、 ,...-'" ■ |.○ヽ /' ■ ヽ、 . / ■ .((◎))' ■ ヽ、 / ■ .| | ■ ヽ、 _|へ¬ / // |
233 名前:世界@名無史さん [2006/03/06(月) 12:02:51 0] >>227 元末の戦乱で荒廃したうえに、乞食坊主あがりとその息子の燕賊が行った 過度の粛清、思想統制を食らった文化界はかわいそう。 現物経済、農本主義、海禁、血なまぐささ、思想統制・・・・etcと、 明代前期って、古代的、閉鎖的、文化不毛などのマイナスイメージばかり。 皇帝はダメでも、その分開放的な明代中期以降のほうがいいよ。
234 名前:世界@名無史さん [2006/03/06(月) 12:05:11 0] >>227 明朝は露骨に遊牧民族を迫害したからな。 折角中世レベルまで社会が進歩したものを、元朝の作ったものだからとインフラ 破壊しまくって古代に逆戻りだし。
235 名前:世界@名無史さん [2006/03/06(月) 12:16:10 0] >>228 そうやって、陛下におもねるのか。お前は宦官か。 孔子様は「巧言令色鮮(すくな)し仁」とおっしゃられている。 臣なら、>>183 氏の挙げた『靖献遺言』にあるように、屈原や方孝孺のように 「不遇にあっても臣としての君主に対する節義を曲げない」態度をとれ。
236 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/06(月) 22:38:17 0] ヽ-=・=-′ヽ-=・=- ・・・汝等、なかなか面白いことを申しておるなあ。 とりあえず、いつもの奴をかましておくか。 >胡元の馬鹿皇帝以下の夷ども これより討伐軍を差し向けるゆえ覚悟しておけ! >225−>226 陳のあの本に関しては、明確にネタである。といいたいところじゃが、 朕にも明の漢詩の専家は思いつかぬ。明の漢詩人で有名どころは 朕がぶった斬った高啓の野郎以外では劉基や王守仁(陽明)、楊慎、 三袁くらいかの。まあ、漢詩なんどという屁のようなものに 血道を挙げるようなバカタレは我が質実剛健を以ってする 大明には不要である!守仁が漢詩サークルのやからに、 「おまえらがどれほど偉くなっても杜甫より上には行くまい、 杜甫なんぞ所詮歌詠みだろうが、バーヤバーヤ!」 と啖呵をきったのは有名じゃが、朕も甚だ同感である。 >235 >不遇にあっても臣としての君主に対する節義を曲げない そういうのを俗に馬鹿と言うな。
237 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/06(月) 22:39:44 0] >234 詳しく
238 名前:世界@名無史さん [2006/03/06(月) 22:53:03 0] 続けて勅す。汝等、どうして半可通的知識を滔々とまくしたてるのじゃ? どこから電波が出てくるのじゃ・・・ >193 >特に史記等の歴史書は見向きもされなかったそうだ。 ・・・史記の注釈書・史記評林は明の大ベストセラーなんじゃがな。 正史の本屋だった毛晋の話は岩波の井波律子の新書にも出ておるぞ。 >ある本によると詩の衰退はまさに「目を蔽わんばかり」だそうです。 ま、清人が満洲族におもねって明を馬鹿にする時の常套句じゃの。 元にろくな詩人がほとんどいないのに比べればマシじゃな。 元は耶律晋卿以外におったのかね。清の詩人もパッとせんがね。 ま、詩は盛唐に限るわい。他はおしなべてカスじゃよ。 元だ明だ清だというてみたところでどんぐりの背比べに過ぎんぞ。 >234 お前のような馬鹿には付ける薬がない。下愚は移らずとはお前のことじゃ。 よく考えてみよ。胡元のどこが中世なのじゃ。時代区分をもう一度勉強せえ。
239 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/06(月) 23:13:30 0] >>238 恐れながら元朝撤退時にはまだコンスタンティノープルは落ちてないんですけど。
240 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/06(月) 23:21:56 0] >239 陛下にかわりまして臣基が申し上げますが、支那史における時代区分は 西洋史のものとは全く違うものでございます。 詳しくは以下のページをごらんあれ。 ttp://www.asahi-net.or.jp/~eh6k-ymgs/book/sekaishi/china.htm
241 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/06(月) 23:30:58 0] 最近の陛下は慈悲深く、寛大でありますね! 不埒者を葬り去らない!
242 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/06(月) 23:36:56 0] 元や清のような征服王朝で詩が不振なのはわからんでもないが 明で伸び悩んだのは明らかにお前とその眷属の姿勢が原因だろうが・・・
243 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/06(月) 23:40:23 0] /;;;;;;;;;;;;;\ /;;:::::::::::::::::::::::\ ∈=━/,,;;:::::::::::::::::::::::::.;ヽ━=∋ L::;;,__ ..:::ゝ //;;;;::::::.. ̄ ̄ ̄ ̄..::::;;;ヽ / ;;;;;;;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::;;;;; ヽ /j/三三三三三三三三三三ヾ、 l::||:::: |l / ̄\ ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′ || <百花斉放、百家争鳴 r┤ ト::::: \___/ || / \_/ ヽ:::. \/ ,ノ | _( ̄ l―---oo-――'"ヽ__ | _)_ノヽ\ ハ // / ヽ ヽ____)ノ  ̄ ̄ ̄ / ヽ、
244 名前:劉徹 mailto:sage [2006/03/07(火) 00:11:46 0] 嘆かわしい。わが漢族が蛮族にここまで打ち据えられるとは。 朱家のものは豚か?
245 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/07(火) 01:42:36 0] / / ' ''' `ヽ、, ''''"""´´ ´ i _彡 "| | | '"⌒ヽ '"⌒`ヽ、 ヽ、 \ ヽ、 i i '⌒ヽ '⌒ヽ : ⌒ヽ ヽ、__ : |O| | ◯| | :ヽ | _彡 ―――― i 、0ノ 、0 ノ i /ヽ / / 、_彡 / \ | ー ノ ー‐ / / ´ / \_ < ボールは友達 | l ヽ " ⌒ / __ 彡 \ / | ー――‐ __ノ ゛彡 ―――― : ! ー‐ / : 、 __ヾ ヽ、 ヽ ⌒ノ i 、ミ ヽ、 / i ヽヾ`` iヽ、___... / | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ADIDAS \ / ヽ l:::::::::. | |:::::::::: ヽ-=・=-′ヽ-=・=- | |::::::::::::::::: \___/ | ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
246 名前:世界@名無史さん [2006/03/07(火) 02:36:25 0] >>193 、>>238 後七子が登場し、古文辞派が文壇の主流になるようになった嘉靖期にも、 帰有光のように、唐宋八大家の古文を学ぼうとしたグループもありますね。 後七子の代表人物の王世禎ものちには転向していますし。
247 名前:世界@名無史さん [2006/03/07(火) 03:00:57 0] >>241 >>243 >百花斉放、百家争鳴 なんか「嵐の前の静けさ」的な怖さを感じるんですけど。
248 名前:世界@名無史さん [2006/03/07(火) 09:58:12 0] >>236 、>>238 >質実剛健を以ってする 宋代の文章や詩、簡素なつくりの青磁や白磁を見ると、たしかに質実剛健、 精神的な感じがありますね。陛下の理想はそうだったのでしょうが、 古文辞派の詩や青花、五彩といった陶磁器にみられるような明代のはなやかな 見ていると、情緒的という感じがします。 >清の詩人もパッとせんがね。 清代の詩人には、王士禎、袁枚などがいますね。 >詩は盛唐に限るわい。他はおしなべてカスじゃよ。 それは、古文辞派の李攀龍の主張と同じですな。 李攀龍は、王世禎とともに、日本の荻生徂徠らにも影響を与えた古文辞派の 後七子を代表する人物ですが、彼らの主張は微妙に違っていました。 李攀龍は詩文に偏向し、形式を重視しようとしましたが、 王世禎は経学をも重視し、学問的な内容も取り入れようとしました。
249 名前: mailto:sage [2006/03/07(火) 12:15:57 0] >>247 毛沢東の真似だろ。
250 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/07(火) 16:02:07 0] 陶磁器だけど、弘治帝は民力休養のため、官営窟を一時廃止したため 弘治年間に生産された陶磁器は極めて稀少で高値がつくくらい。 逆に隆慶・万暦年間は輸出用に大量生産される。 また隆慶帝は春画を陶磁器に描かせた。
251 名前:世界@名無史さん [2006/03/07(火) 19:27:10 0] >>238 >元にろくな詩人がほとんどいないのに比べればマシじゃな。 薩都刺・丁鶴年らの色目系詩人や 楊維驍迹h州の文人は皆、胡元にて活躍したのですぞ陛下?
252 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/07(火) 19:32:09 0] 趙孟頫も一応、元の有名文化人だな。 宋王朝の子孫にして元代の高名な画家・詩人。
253 名前:世界@名無史さん [2006/03/07(火) 19:46:05 0] >>250 明代の陶磁器はトルコ・イスタンブールのトプカプ宮殿や イラン・アルデビールのアルデビール廟に多く収蔵されているね。
254 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/07(火) 19:52:20 0] 陶磁器と絹織物は明代中期以降の主要輸出(密輸)品目だな。
255 名前:世界@名無史さん [2006/03/07(火) 19:56:52 0] >>251 明代、蘇州では、南宗画の系統を引く呉派の画家が活躍しました。 呉派を大成したのが、沈周、文徴明っす。明末には、董其昌氏も登場しますね。 あ、俺、唐寅は、呉派と浙派の中間にあたる院派というグループに属しますね。 /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / 伯虎 \ / ヽ l::::::::: | |:::::::::: / \ | |::::::::::::::*: \___/ * | ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ `''/ー‐‐───‐‐‐┬'''""´ ◎唐寅 字は伯虎。字のほうが有名。書家。イケメン芸術家グループ 「呉中四才子」のメンバー。
256 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/08(水) 08:10:57 0] 中国の陶磁器が大量に輸出されたのは 船のバラストとして役立ったからだと何かで読んだような
257 名前:世界@名無史さん [2006/03/08(水) 17:21:43 0] >>250 宮廷用の陶磁器は官営の官窯で製作されたけど、 明末には民営の民窯でも製作されるようになった。 明代の陶磁器はほとんど景徳鎮窯のものだけど、弘治期あたりまでは、 龍泉窯でも製作が行われていたらしい。そこでは天竜寺青磁という青磁がつくられた。 明末には、福建、広東方面でもすぐれた製品がつくられており、そこでつくられた製品は 日本では呉須手、欧米ではスワトー=ウェア(Swatow ware)と呼ばれている。
258 名前:世界@名無史さん [2006/03/09(木) 08:40:43 0] >>257 明末に福建方面に興った窯には徳化窯がある。そこでは白磁の生産が行われていた。 そこでつくられた白磁の観音像は日本にももたらされており、 九州あたりの隠れキリシタンはマリア観音として拝んでいたそうだ。
259 名前:世界@名無史さん [2006/03/10(金) 11:29:40 0] 明代につくられた陶磁器には、こういったものがある。 ・青花:白磁に青いコバルトで絵付けをしたもの。日本でいう染付け。 元代〜宣徳期にはペルシア方面から伝わった蘇麻離青、 弘治期には中国産の土青、正徳期〜嘉靖期には新たに西方から 伝わった回青というコバルトが用いられた。 ・釉裏紅:白磁に銅の赤で絵付けをしたもの。元末〜宣徳期のものが有名。 ・豆彩(闘彩):青花の細い線で文様を描き、明るい色の上絵具(特に 緑色が中心)で彩色を加えたもの。成化期のものが有名。 あまり現存してはいない。 ・五彩:赤、黄、青、黒、ときには金の上絵具を用いて絵付けをしたもの。 日本でいう赤絵。嘉靖期、隆慶期、万暦期、天啓期のものが有名。
260 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/11(土) 00:27:48 0] 明代初期は、陶芸界にも水飲み百姓出身の皇帝が統制を加えたため、 芸術的に見るべき作品は無いという。 やっぱり贅沢を憎んでいたのかね・・・
261 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/11(土) 01:41:48 0] 贅沢は敵だ!
262 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/11(土) 01:49:37 0] 明代初期は光、禿、僧、則などの文字が使用禁止だったが、 清代では胡、夷、狄などの字が使用禁止になったそうだね。 満州族は、漢民族でない事にコンプレックス持っていたから。
263 名前:世界@名無史さん [2006/03/11(土) 10:00:34 0] >>259 中国の陶磁器の歴史はこんな感じかな? ・唐代:唐三彩 ・宋代:白磁、青磁、天目 ・元代:上記に加え、青花、釉裏紅 ・明代:青花、釉裏紅、豆彩、五彩 ・清代:上記に加え、粉彩
264 名前:世界@名無史さん [2006/03/11(土) 17:16:28 0] >>260 海禁政策で陶磁器を海外に輸出する必要が無くなった事と 元末の動乱で民力が疲弊していたので、休養するために 官営窯での生産を低く抑えたのが洪武年間、陶芸界が衰退した理由。
265 名前:世界@名無史さん [2006/03/11(土) 20:57:35 0] 明律では何故か「歴代帝王、后妃」らの扮装をして 演劇することを禁じていた。明朝の文化抑圧政策は それ自体が研究の対象だろうな。
266 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/11(土) 21:11:50 0] >>265 その帝王って明の皇帝? 範囲が分からんが、項羽や曹操も駄目ってこと?
267 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/11(土) 21:19:41 0] 天啓帝が岳飛の劇を好んで見たと言う記録もあるから おそらく法が厳守された洪武・永楽年間に限っての事だろ。 三国志演義や水滸伝の演劇講釈も下手したら法に触れて凌遅ry
268 名前:世界@名無史さん [2006/03/11(土) 22:05:11 0] 大明律刑律九より 歴代帝王后妃、忠臣烈士、先聖先賢の神像に装扮するを許さず、 違う者は杖一百。官民の家、容して装扮せしめしものは与に同罪。 更に永楽年間には脚本を収蔵しただけで「全家殺されん」となった。 しかし明代中期以降はその禁制も弛められたらしい。 (作・洪昇、訳・岩城秀夫『長生殿』平凡社東洋文庫解説より) 「歴代」だから項羽も曹操も駄目だっただろう。 古代に名を借りて今上皇帝の施政を諷刺するのを恐れたからかもしれない。
269 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/11(土) 22:13:30 0] だとすると、歴史劇は全て駄目か。 娯楽の少ない時代だったんだな明初期は。 球蹴りや将棋囲碁まで禁止されていたし 民衆はただ黙って税を納めるだけか。嫌な時代だな。
270 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/11(土) 22:16:46 0] 日本で「仮名手本忠臣蔵」OKだったのは凄い事なのかも
271 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/11(土) 22:19:39 0] >>270 忠臣蔵も当初は時代設定・登場人物変えて上演してたな。
272 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/11(土) 22:22:48 0] >歴代帝王后妃、忠臣烈士、先聖先賢の神像に装扮するを許さず それじゃ、今の日本のコスプレイヤーは皆、死刑ですなw
273 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/12(日) 00:02:41 0] ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′ 久方ぶりじゃのお汝等。 >244 黄河の洪水を長い間放置して民衆多数を死に至らしめ、 人類史上最悪の皇帝と言われた汝に何がいえるのかのお。 >245 汝は倭の南葛なる書院の学生じゃな。 野蛮人ゆえ礼を知らぬのは仕方がないが、2度目じゃぞ。 ・・・いい加減にしないと、そろそろ錦衣衛を呼ぶぞよ。 >248 汝はなかなか良く勉強しておる。褒めてとらす。 しかしながら、清の袁子才の詩など余り朕は好かぬ。 清一代通じて詩人を称するものは多いが、これはよいと思う詩は少ない。
274 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/12(日) 00:03:51 0] 更に勅す。しかしなんじゃな。本日は重いの。 >251 朕が薩都刺・楊鉄崖を知らぬと思うか? 薩の詩、例えば以下は単に情景を映じただけに留まっておるように思うが。 「牛羊散漫落日の下 野草香を生じて乳酪あまし(下略)」 >267 それ以前に、朕の生存中には三国志通俗演義も忠義水滸伝もないぞよ。 忠義水滸伝は李卓吾の奴が「これぞまさに宋に忠義を尽くす忠臣を 描いたもの!」と推薦文を書いておるぞ。 朕は戯曲と言えば西ショウ記が好きでの。家ごとに一本を蔵せしむべし と勅したことがあったように思うが、記憶違いかも知れぬゆえ 諸臣おのおの確認して上奏せよ。 >球蹴りや将棋囲碁まで禁止 朕は囲碁は禁止しておらぬぞよ。というより、南京には朕と徐達が 将棋を指した建物が現存しておるし、明代の中国将棋の棋譜集も 現存しておる。くだんの朕が将棋を禁じたという話の 元ネタはおそらく王永寛の『酷刑』じゃろうが、 この王なる男は食わせ物でな、隋唐演義を平気で史料として引用するような 奴であるから余り信用は置けぬ。 要するに将棋も囲碁も禁じて居ないし球蹴り云々も怪しいのじゃ。 朕は三国志の曹操なみに悪名高い人間ゆえ誹謗中傷も又多い。 汝等は史料に従って厳密に考証せよ。 >268 そういう点汝はなかなかよろしい。
275 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/12(日) 11:49:48 0] 漢文を読めて得られるものってなんですか?
276 名前:世界@名無史さん [2006/03/12(日) 17:16:36 0] >>269 確かに明代前期は文化不毛だけど、中期以降の文化の発展には、めざましいものがある。 近代の萌芽が感じられていいと思うよ。
277 名前:世界@名無史さん [2006/03/12(日) 19:02:20 0] >>275 中国及び日本、朝鮮など周辺諸国の歴史、文化、思想諸々。
278 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/12(日) 19:38:21 0] >>553 ロシアは政治商工に足を引っ張られて クロパトキンが力を揮えなかったんじゃなかった?
279 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/12(日) 22:11:49 0] >>274 陛下、曹操って中国でも悪名高いんですか? なんて言うか、勝者でしょ?まあ勝者はシバイだって説もありますが。
280 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/12(日) 22:48:21 0] >>274 TVドラマの「三国演義」放送以降は評価UP。 が、それ以前は悪役の代名詞だったと思っても問題は無い。
281 名前:世界@名無史さん [2006/03/12(日) 23:48:26 0] 宋代に既に曹操を悪役とする劇があったらしい。
282 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/12(日) 23:57:25 0] 晋が編纂したんだから 正史の段階でさえ、曹氏については 実像より悪く書かれていると考えるべきだろう。
283 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/13(月) 08:35:24 0] >>282 逆。陳寿の『三国志』は、曹氏&司馬氏のおこなった悪行を隠す(ぼかす)傾向にある。 曹操の極悪エピソードは、裴注で読めるほうがほとんど。 まあ裴注所引「阿瞞伝」に書かれる曹操悪人像などは呉のプロパガンダだから信用ならないんだが。
284 名前:世界@名無史さん mailto:age [2006/03/13(月) 19:33:37 0] 明スレで曹操の評価を延々と語るのもどうかと思うが 五胡十六国時代であの石勒が「孤児を騙して天下を盗んだ」と否定的評価下しているし 唐〜北宋時代では民間でも曹操悪玉説が定着しているし トドメとばかりに朱熹が資治通鑑綱目で蜀漢を正統王朝と認定した。 その延長が明代の三国志演義。 ちなみに三国志演義の赤壁の戦いの描写のモデルが 我等が太祖陛下が奮闘され勝利された鄱陽湖の戦いなのは皆も御存知のとおり。
285 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/13(月) 19:49:28 0] そういや羅漢中って元末明初の人だよな?
286 名前:世界@名無史さん mailto:age [2006/03/13(月) 19:54:36 0] そだよ。 多分陳友諒か張士誠の陣営に幕僚か何かで属していたのは確か。 ちなみに羅漢中という名前はペンネームだろうね。
287 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/13(月) 20:46:13 0] 羅貫中だっつの
288 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/13(月) 21:03:09 0] おお陛下! 陛下が編集された「大誥」はまるで猟奇小説のようであります! 些細な微罪で凌遅や剥皮といった酷刑がいとも簡単に執行されるの連続であります!! 陛下の厳正な法治主義が目に見えて理解できまするぞ!!!
289 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/13(月) 22:14:19 0] >>286 >陳友諒か張士誠の陣営に幕僚か何かで属していたのは確か。 まじで?
290 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/13(月) 22:26:25 0] 三国志演義は戦争描写が優れているから、そう言われるんだろ>>289 自分の視点から言うと文人を優遇した蘇州の張士誠陣営だと思う。 詳しくは下記を。 ttp://blog.livedoor.jp/amakusa3594/archives/50000218.html
291 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2006/03/13(月) 22:47:30 0] 施耐庵も元末明初だが・・・この人もよく分からない。