- 343 名前:整理番号774 mailto:sage [2011/09/11(日) 14:43:07.53 ID:ywUfwipB0]
- 主婦の日記より
朝食後の散歩を日課としている私は二人のバンドマンの男子に出会った 男子1・2「ジャジャッジャー ロージア愛した〜キミ〜には〜♪ジャッジャッジャー」 どうやら彼等は今LUNA SEAで盛り上がっている最中らしい その微笑ましい様子を見て私はいつもと変わらない長閑な朝の幸せを噛み締めるはずだった、だが 男子1「〜だよねー、Jって暗いし地味だよねー」 男子2「だよねー、下手くそなクセに調子にのってるよね!」 男子1「クチャクチャ んーんーばっかで何言ってるか分かんないし」 男子2「DQNだよね!」 その会話によって私のささやかな幸せは微塵に砕かれたのだ 私「ちょっとまて今なんつった?あ"?」 やってしまった。私の愛するJを侮辱されたことで頭に血が上ってしまったのだ 男子1・2「・・・ッッッ!」ブルブル 案の定二人を見ると可愛らしいピンクの唇は震え、白い歯がカチカチと音を立てていた 私「あ〜ごめんね、でもJは悪い子じゃないんだよ?」 彼等は何を言われたのか分からずポカンと口を開けていた が、私がLUNA SEAのJの事を話していることが分かると 男子1「・・・どうして?」と、か細い声で私に尋ねた 私は朝の空気を鼻から吸い込むと 私「Jはね、恥ずかしがりやなんだよ。自分の気持ちを人に伝えるのが苦手なんだよ」 男子たちは僅かに怯えながらもコクコクとうなずいた 私「世の中には自分の気持ちを上手に伝えられない子もいるんだよ。二人の周りにもそういう子はいるだろう?お姉さんが怒ったのは君達が他の人のことを考えず見掛けだけで人の悪口を言ったからなんだ」 男子1・2「「あっ・・・!」」 どうやら私の考えが伝わったらしく、二人は顔を見合わせると 男子1・2「ごめんなさい!おばちゃん!」 と、素直に頭を下げたのだ。私は嬉しくなり 私「フフフ、分かってくれればいいんだよ」ナデナデ「そうだ、私の部屋においでよ!LUNA SEAグッズがたくさんあるんだ!」 男子1・2「うん!やったあ♪」ニパー 二人はキラキラと輝く目を向けながら私の後についてきたのだった そうして私はかけがえのない、二人のJを手に入れたのだった
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