- 653 名前:名無しさん@どっと混む mailto:sage [2011/03/18(金) 10:34:41.70 ID:1CNNtP8i0]
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【水産/三重】カキ稚貝確保は絶望的 鳥羽・志摩、自主生産探る動きも[11/03/18] 1 :やるっきゃ騎士φ ★:2011/03/18(金) 10:01:27.58 ID:??? 東日本大震災の津波で養殖いかだなどに大きな被害を受けた、カキ養殖の産地・鳥羽、志摩両市では、 直接的な打撃に加え、稚貝の仕入れ先がいずれも三陸地方の被災地で、同地からの稚貝の確保が絶望的に。 今後の生産にめどが付けられず、不安が広がっている。 鳥羽市浦村町では、カキの養殖いかだ約2000基のうち、来季に向けて育てていた稚貝のいかだ 500基余にも被害は及んだ。 稚貝の被害割合は成熟したカキの8割を上回る9割と鳥羽磯部漁協浦村支所は見積もる。 養殖に取り組む組合員の多くが、宮城県など三陸地方の生産業者から個別に稚貝を仕入れている。 同支所によると、地震発生後に連絡が取れたのは2、3社にとどまる上、稚貝の再入荷が可能かを 問い合わせる雰囲気もない。 カキ養殖は広島県など瀬戸内地方でも盛んだが、山本清支所長は 「瀬戸内でもこの時期、他に回すほど稚貝に余裕はないだろう。そもそも瀬戸内は、むき身で 出荷するタイプのカキで、殻付きの浦村産とは形が異なり、浦村産としては売りにくい」と頭を抱える。 志摩市磯部町の的矢湾でも、各業者が稚貝を宮城県に頼る。鳥羽磯部漁協的矢支所の井倉忠支所長は 「時間をかければ施設は復旧できるが、養殖できる貝がなければ…」と険しい表情。 一方で、津波に耐えて残ったカキを産卵させ、自分たちの手で稚貝生産に着手する考えを示す。 県に生産への支援を求めたといい 「違うところからの買い付けは現在、考えられない。成功するかどうか分からないが、やるしかない」 と覚悟を決める。 「的矢かき」を作る佐藤養殖場の佐藤文彦常務も、取引がある宮城県の業者すべてと連絡が取れないが 「もし生きていれば、こちらに呼んで一緒にやることも考えないと」と話す。 これら、生産継続を模索する動きに対し、県水産資源室は 「どういう支援ができるか検討している。何らかの支援はしたい」と話している。
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