- 107 名前:優しい名無しさん mailto:sage [2017/06/08(木) 21:02:14.08 ID:sMBn5Bw7.net]
- 幼虫は、さなぎを経て成虫になる。
活発に動き回り桑の葉を食い散らかしていた芋虫が、自分を繭で覆いじっと静かに内にこもる。そして繭を破って出てきたときは、立派な成虫となって飛び立っていく。 人間の成長は虫の変態にそっくりだ。 幼虫は小学生。成虫は高校生―これから花々の間を飛び回って青春を謳歌する。 その間をつなぐさなぎの時期―それが中学生だ。 中学校の3年間はホップステップジャンプのように驚くほど変化する。 「児童」から「青年」への橋渡しの「少年時代」―それが中学時代。 成虫になって飛び回るときには、自分が出来上がっていなければならない。 外に打って出る前に自分を固める時期―それが中学時代。 では、どのように自分を固めるか。 虫を見ればいい。さなぎになって内にこもる。 そう、放っておかれなければならない。 なぜ、放っておかれなければならないか。 これまでの「体験を統合し個性を作り上げる時期」だからだ。 そのためには、邪魔をされずに自分と対話する時間が必要だ。 対話は座してするだけのものではない。 いろいろな経験を通して自分の中で発酵していく。行動を通して自分に問いかける。行動はしていても内向きの時代。 様々な体験が性格と統合され「個性」を作っていく。自分の中に背骨を作っていく。その背骨ができる事により、“自分”として立つことが出来る。 体験を自分のものとするためには、その体験が自分で選択したものでなければならない。自分で選択した行動でなければ自分の身にならないからだ。 だから、中学時代は、試行錯誤を見守る時代なのだ。
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