- 487 名前:優しい名無しさん mailto:sage [2011/08/22(月) 19:00:07.82 ID:+XzAJeaG]
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***************************************** <森田療法について> 森田療法を受けただけで神経症が治った人などは殆どいません。森田療法を受けたことによって生活態度が 変わり、苦しくても淡々と目的本位の生活を続けることによって、5年、10年と経つ間に、いつの間にか治っていた、 軽くなっていたという人が殆どです。 神経症は完全に治らなくても、軽快するだけでも十分に豊かな充実した人生を 送ることが出来ます。人は誰でもいろいろな弱点や欠点を持って生きているものですから、神経症が完全に治ること を目指すこと自体が完全主義の誤りだと言ってもよいでしょう。 森田療法は集団療法ですから、似たような悩みを持った多くの人たちと一緒に生活します。指導者によっては、 患者同士の症状についての話を禁止する人もいるようですが、私自身はそれは誤りだと思っています。 同じ症状を持った人同士の話し合いはお互いに参考になることが多いからです。意見の不一致などがあった場合は、 他の症状を持った人たちの意見を聞くことも出来ますし、最終的には指導者の考えを聞いて、自分たちの主観的な 思い込みを是正していくことが出来るのです。 指導者だけとの対話からは得られない複合的・立体的な理解が得ら れることが集団療法の大きな利点です。 また、森田療法の重要な側面の一つに、患者と指導者との 「交換ノート」 があります。 患者は毎晩その日の生活を 振り返って、反省や考えたことなどを自由にノートに書いて翌朝提出します。そしてその日の夕方までには、指導者の コメントが記入されて本人に返されます。これが毎日繰り返されるのです。これによって、指導者も患者の微細な心の 変化を把握していくことが出来るために、より適切な助言と指導をしていくことが出来る訳です。 森田療法については ”考え方” だけが採り上げられて、基本的に入院集団療法であることの重要性が忘れられている ことが多いので書いてみました。 (長文・失礼!) *****************************************
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