- 863 名前:優しい名無しさん mailto:sage [2010/12/05(日) 23:46:49 ID:l1MrgO0q]
- >>840
アスペルガーの人は、ストレスフルな状態でいても 顔や態度にそれを表現できない、周囲にそれを訴えられない場合があります。 周囲は、本人のストレスの極限状態を察して助けてやることができません。 本人も自覚せず血液のストレスマーカーを測定して始めてストレスの高さが判るような事態もあるのです。 他害が出るような極限状態であっても、顔はふだんと変わりがなくて、場合によっては微笑んでいるかもしれません。 ストレス管理が自身からも、周囲からも難しいと思います。極限状態であることが、周囲からは見ただけでは判らない、 唐突に見える極端な反応を示すというのがあると思います。 滅私で働いていて、自己都合を訴えずに、限界まで来てから初めて怒り出す、というのも、 「勤務に私的事情を持ち込まない」の誤学習と、自身のストレスへの無自覚、ストレス管理のできなさを併せて説明できます。 援助が必要なところだと思います。 世間から見捨てられたような人生を送る、累犯犯罪者や路上生活者の中にアスペルガー症候群の人が多数いるという憶測は誤りではないでしょう。 身の上がそこまで悪化するのには数多い文脈、経緯の積み重ねがあるのに、あなたのおっしゃるように目前のこだわった一個のストレッサーにだけ、苦痛をぶつけてしまうような。 それは極限状態での自己保存の本能、定型も含めた生物全般に備わった防衛で説明できるでしょう。 そんな哀れな状態に捨て置かれるようになったのにはアスペルガー症候群本人の生きがたさが関わっていますが、 突き落としたのは、生物全般にある自己防衛と説明されるでしょう。 アスペルガーだけに奇妙な他害の本能があるような説明をしてはならないと思います。
|

|