- 413 名前:求職中 [2010/05/18(火) 01:29:39 ID:+UQ7FwcL]
- @間違いと指摘したのは、そのまま「>>」で引用させて頂いた部分です。
「(「熱いと言って」と指示されて言えないのは)それは感覚性失語だけの特徴ではないので」という事です。 A「表出面の問題」も、続けて記した通りです。 >>流暢・音韻性錯語⇔非流暢・努力性発話・意味性錯語、と。「発話面の問題」という事です。 B「純粋例」というのは、失語の分類によります。古典的ではありますが、現在でも健在の分類です。 教科書的にはよく「ブローカ失語」「ウェルニッケ失語」「伝導失語」などと線を引いて分類しますが、 現実は損傷部位が多岐に渡り、古典的分類のように線を引いて分類出来ない「混合性」「不定性」の症例がほとんどです。 稀に、教科書通りに「Broca野のみの損傷」によって「Broca失語の症状のみを呈する」「Wernicke野のみの損傷」によって「Wernicke失語の症状のみを呈する」といった 綺麗に古典的分類に当てはまる症例があります。それを「純粋例」と呼びます。 (純粋例は、学びやすいので授業の教材によく使われたりします。) Cそのような純粋例では、病巣に対応した症状を呈し、「聴理解が障害⇔聴理解は比較的良好」「流暢⇔非流暢」「音韻性錯語⇔意味性錯語」といった対照的な症状を呈す事が多いです。 その症状の内訳を「問題の質」と表現しました。「言えない」と一言に言っても様々な種類の「言えない」「いい間違い」があるという事を表現しました。 回答になりましたでしょうか。 ただ今読み返すと、「間違い」というのは少しキツイ表現でしたね。 もし気分を悪くされたなら、すいませんでした。悪意はないことご理解下さい。
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