- 325 名前:優しい名無しさん mailto:sage [2014/08/14(木) 12:40:39.90 ID:Q21AJh6y]
- >>324
>自己愛が俺に対して言った言葉は自己愛自身のことだと思えばいいのでしょうか? その通りです。より正確には今回の場合、「自己愛性人格者本人の要求」を貴方に突きつけて(投影)います。 >自己愛は嘘つきで思いやりがなくて人に対して敬意を払ってない、ということなのかな 自己愛性人格には「共感する」という感情が極めて希薄、或いは欠如している傾向が顕著です。 これは人格障害全般に共通する思考様式です。 人間誰しもが持つ「自己防衛」という思考・行動様式(防衛機制本能)が極端に肥大化したのが人格障害なのです。 防衛機制本能の根本にあるのは、周辺環境からの「隔離」、或いは「コントロール」です。 これら防衛機制の現れ方は、各人格傾向によって異なります。 精神医学における人格障害の系統でも数種類存在しますよね。 自己愛性人格の場合、防衛機制の表れ方として「コントロール」があります。 自己を常に最上位に置き、周辺環境をコントロールし、意のままに作り変えようと試みます。 他者には同調と服従を要求し、己に意見する者や敵対する他者の存在を許しません。 しかも、これらの行動には「迷いが一切ありません」。 何故かと言えば、自己愛性人格には「共感」や「反省」という項目が無いからです(本質的には、という意味です)。 何故共感や反省をしないかと言えば、それは脆弱な自己を「否認」するからです。 「脆弱な自己の否認」 という思考様式こそ、自己愛性人格最大の特徴と言っても差し支えないと思います。 例え多数派や上司に責め立てられ、その場は謝罪を述べたとしても、本質的にはなんら反省をしていません。 それは脆弱な自己を「否認」するからです。この思考様式は自己愛性人格と反社会性人格両方に共通する項目です。 私が根本的に「健常者とは異なる」と再三述べているのは、こうした点に起因しています。
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