- 302 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2006/08/27(日) 09:56:32 .net]
- だけど、パラ様は、昔と一緒で、私の想いには全く気付いてくれなかった。だから私は、パラ様に行動で知らせようと思った。私の想いを……
でもパラ様にとって、私はいつまでも、昔のただのコールのままだった。私にとっては、精一杯の勇気だったのに……。パラ様は私のそんな心に、気付いてくれなかった……っ だから、私は怖くなったの……。もしかしたら、私のことを、パラ様はなんとも思ってないんじゃないか……。だから、最後の賭けだった……っ 浜辺でのキス……。でもパラ様はやっぱり、何も私に、示してくれなかった…… 私、本当に怖くなって……。パラ様の気持ちが、わからなくなって。だからこのまま、ただのコールの関係でいいと思った…… でも、お父さんが死んじゃって…… ……私にだって、わかってた。パラ様が、子供の時とは違うってこと。 でも、私には子供の時のパラ様の思い出しかなかったんだもんっ。マミーナとロードレアモンみたいに、子供の時から今まで、ずっと一緒にいられたわけじゃなかったんだもんっ パラ様との空白との時間……。それを取り戻そうと、私は必死だったんだよっ そして、私も変わろうと必死だった。過去の私じゃなく、あたらしい私になろうと必死だった そうすれば、パラ様は私に振り向いてくれるんじゃないか……。ただのコールの私じゃなくて、新しい私なら。パラ様は振り向いてくれるんじゃないか、って思ったの……っ だから、メガネだって変えたんだよっ。私も、変わろうって……っ。昔の私じゃなくて、新しい自分に変わろうって だけど、それでもパラ様は私を見てくれなかった……っ。パラ様は最後まで、私を見てくれなかった……っ 嫌いなら嫌いって、はっきり言ってよ……っ!! 私に気のあるそぶりを見せないでよっ!! 今、ここで、私のことが嫌いなのか、答えてよぉ……っ そうしないと私、パラ様のこと、いつまでも想い続けちゃうじゃない……っ!! 苦しいんだから……っ!! 想い続けているのは、とっても苦しいんだから……!!
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