- 254 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2005/12/26(月) 22:04:35 ]
- Sunがもはや、昔みたいにSS20クラスのマシンでウン百万も値付けできる
時代でないことは、とっくに分かっていたことだろうし、低価格帯のWS/鯖市場を IA/Win系陣営に席巻されている、そういったもろもろの状況を踏まえた結果が、 「今現在の」Sunが下した決断が、>>243なのだろう。 時代はすでに「ダウンサイジング」という概念さえ飛び越え、さらに時は進み続けている。 自社製OSであるSolarisを15万円で売っていたのも今は昔、Free Solaris、キット配布、 無償ダウンロードから始まり、とうとうSolaris 10ではOSのオープンソース化に踏み切った。 このソフト面での一連の流れは素直に評価したい。 しかし同時に、Sunには、自分たちの築き上げてきた「歴史」の重みを忘れて もらいたくない。ベル研→SysV→バークレー→Sun OS→Solarisと遷移してきたが、 現在SolarisがハイエンドOSとして存在しているのは、紛れも無く彼ら自身の、 いやUNIX(Unix/Un*xではなく)の軌跡からなのである。 他UNIX系ベンダの現状を見ても、UNIXの歴史の重みは、Sunそのものの持つ歴史的「重み」である。 そのように断言して良い。その逆も然りである。Sunの歴史は、UNIX史そのものなのである。 私は、Solarisのオープンソース化、低価格WSの発表という、もはや押しとどめられぬ流れを、 UNIX史における一つの転換期と見ている。これから先、UNIXをどのような未来が待っているか、 それはすべてSunの双肩にのしかかっているのである。 間違っても、5〜8年後に「Solaris?ああ、そんなのも作ってましたねえ」などと言ってはならない。 SunはもはやUNIXベンダを超えて、UNIX史と一体化したのである。その矜持を持ち続けることだ。 最後に一言。 SPARC万歳!Solaris万歳!UNIXに幸あれ!
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