- 795 名前:名無シネマ@上映中 [03/07/13 20:56 ID:D+ooyS96]
- なんとかしてくれるというのとは違うんじゃないのかな?
日本が金を出して米軍を駐留させている事で、代理核装備しているという現状が、 事実上の抑止的核装備として機能しているという事じゃないかと。 これはあくまでも、政治的核装備であって、軍事的確運用は別の話になるけれど。 被爆国カードを持ちながら、抑止的代理核武装の政治カードも持っている日本の現状は、 「被爆国、非核武装国でありながら核配備がなされている」という政治的には卑怯なまでにオイシイ立場だよ。 実際に自前で核装備していたとしても、被爆国の日本がそれを使用すれば特異な政治的立場が失われるわけで、 それを放棄してまで使用できるか疑問。 おそらく米軍が代理使用してくれるかという位に不安定なものだと思う。 駐留米軍の核武装を鏡像で考えると、北朝鮮に駐留するソ連の本格的な核装備を意味していて、 北朝鮮に戦略弾道弾を恒常的に装備しなかったソ連の見識は評価に値するんじゃないかと。 キューバ危機での学習はあったにせよ、そういった真似は長い歴史でみれば危険なだけであると、 ソ連が考えたのだとすれば、それはとてもヨーロッパ的で、短絡なヤンキーとは史観が違うなと思わざるを得ない。 ヤンキーどもときたらフセインや、シアヌークを褒め称えたり暗殺しようとしたり、いつも忙しいよね。 と思っていても、一旦カメラ位置が主観になってしまうと「共存の道は無いのでしょうか?」という問いに 「交渉のテーブルには、虫どもは一匹残らずブチ殺してからついてやる!」と答える事にカタルシスを覚えるんだよね。
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