- 386 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2007/02/28(水) 12:38:28 ID:qj0pFodA0]
- >>376のつづきをドゾ。
牛対猪。いずれもエトのプライドをかけての戦いは凄いことになりました。 どうみても牛太郎の発言は言いがかりとしか思えません。 それでも、牛太郎にはエトだけでなく、エタとしてのプライドもあり、 因縁をつけることに関しては、幼少の頃から十分に教育を受けてきた自信がありました。 「差別される苦しみを味わったことないやろ。差別する側は、感じないからや。」 牛太郎の一言で、イノシシは考え込みました。 (今まで生きてきて差別をした覚えはないが、差別していたかもしれんちゅうことか。。) さらに、牛太郎は言い続けました。 「俺はヨツとして差別の苦しみを知っている。お前らは知らんやろ。糾弾してやるわ。」 これ聞いたイノシシは、こう言いました。 「糾弾だけは堪忍してや。とにかく謝るわ。お詫びに畑から盗んだ農作物もあんたに提供するわ。」 これを聞いた牛太郎は、ニヤリと笑いながら、さらにこう言いました。 「糾弾は、今回にかぎり見逃してやるわ。農作物は吸う人に届けておけ。」 イノシシは、やっと安堵の表情を浮かべました。
|
|