- 843 名前:名無しさん@恐縮です [2009/08/24(月) 13:57:14 ID:43pmYCYr0]
- 「祖父と孫の会話」
「おじいちゃんこれ何て読むの?のきゅう?のだま?」 「どれどれ。ほう『昭和の難読語辞典』か。ああこれはね「やきゅう」って読むんだよ」 「やきゅう?やきゅうって何?食べ物の名前?」 「これはね20年ほど前に日本でもやってたスポーツの名前なんだよ」 「へー、変な名前。で、どんなスポーツだったの?」 「説明するのは難しいなあ。ここにねピッチャーという人がいて、テニスポールぐらいの大きさの硬いボール をこちらのバッターという木の棒を持って立っている人に向けて投げるの。そしたらバッターはそれを木の棒 で前に打つんだ。そして前に飛んだら、ここにある白い塊、ベースって言うんだけど、そこに向かって走るん だよ。バッターがベースに着く前に相手がボールをベースにいる人、ファーストっていうんだけど、に投げて きたらアウト、それより後ならセーフなんだよ。そしてセーフになったバッターは、今度はランナーになって 反時計回りに4つあるベースを移動するの。ホームに帰ったら1点、アウト3つでスリーアウトチェンジだね」 「何だか訳が分からないや。もういいよ。タカシ君たちとボールを蹴ってくるね」 「気をつけてね。暗くなる前に帰ってくるんだよ」 ★これはフィクションではなく、20・30年後に実際に予想される現実である。 私は自分の孫に「やきゅう」を説明する自信はありません。
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