- 144 名前:名無しさん@12周年 mailto:sage [2012/03/22(木) 19:00:24.04 ID:ns4OBi0f0]
- electronic-journal.seesaa.net/article/112214327.html
思い出されるのが、2008年9月1日の、福田康夫首相の突 然の辞任である。「あなたたちとは違うんです」との名(迷) セリフを残して記者会見場を後にした「のび太総理」だが、じ つは、アメリカ政府から、しつこく「ドルを融通してくれ」と の圧力を受けていたようなのだ。しかも、それは半端な金額で はなかった。じつに、日本が保有する全外貨準備高にあたる1 兆ドル(約100兆円)の提供を求められたという。これは、 アメリカ政府が今回の金融パニックを封じ込める目的で投入を 決めた7000億ドルを上回る金額である。要は、自分たちの 失敗の尻拭いを日本に押し付けようとした、アメリカのムシの よすぎる話に福田前首相はキレてしまったというのである。 ――浜田和幸著/光文社刊 『「大恐慌」以後の世界/多極化かアメリカの復活か いくら同盟国とはいえ、あまりに無茶な要求。いくらお人よし の日本とはいえ、そんな理不尽な要求は飲めない」。そこは頑 固な福田氏。あの手この手で迫ってくるブッシュの手先に対し て「ノー」を言い続けた。そしてついに堪忍袋の緒が切れ、ア メリカに対して「そんなにしつこく言うなら、辞める」となっ たのが、ことの顛末だという。
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