- 1 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2006/09/17(日) 20:18:48 ID:2sMKXmQx]
- 意外と映画化、DVD化が知られていないのでは?
日本中を騒然とさせた、昭和史に残る事件の映像化。 未見の方は、まず鑑賞してから意見、感想をコメントしましょう。 ※常時sage進行で、まったりといきましょう。 スタッフ 企画 東真司 プロデューサー 大泉恵 脚本 蠣殻桃蔵 撮影 境哲也 照明 斉藤志伸 録音 飴田秀彦 監督 東真司 監修 三浦和義 キャスト 高知東生(三浦和義) 宝生舞(三浦良枝) 杉浦太陽(中田五郎) 村野武範(弘川弁護士) 乱一世(日日新聞記者) 蛍雪次郎(小林刑事) 2004年 劇場公開作品
- 968 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2008/07/21(月) 02:45:08 ID:m+5Q9sLq]
- 八 同日午前六時ころになり、白っぽい乗用車が近くに来たり、ジョギングする人が現れた。
小島は、犯行を見られたかどうか探りを入れるため、Cと共に、同車両のところへ行き、その運転手に、「車を当てられたんだけど、証人になってもらえますか。」と言ったが、同人は、何も言わなかったので、犯行現場に戻った。 そのころ高志とDは、野村車両との衝突で、C車両の右前フェンダーがタイヤに食い込んでいたことから、木刀の破片、鉄パイプを使ってこれを治した。 Cは、「警察に行かれると困るので連れて行こう。」と野村、末松両名を連行することを提案した。 被告人ら六名の右一連の暴行を受けて、当時野村は加療約二週間ないし三週間を要する頭部挫創、左上肢打撲傷の、末松は加療約一週間を要する背部・胸部第二度火傷の各傷害を負った。 被告人ら六名は、そこでC車両の後部座席に野村を、小島車両の後部座席に末松を乗車させた。 野村は側頭部、後頭部、鼻から出血していた。 野村、末松ともに被告人らの犯行によって放心状態であった。 そして、小島車両、C車両に貼りつけたガムテープを剥がし取り、その場に捨てた。 そして、同日午前六時ころ、小島車両は、小島が運転し、その助手席に龍造寺、後部座席に高志が乗車して末松を見張り、C車両は、Cが運転し、助手席にD、後部座席に筒井が乗車して野村を見張り、現場を離れた。
- 969 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2008/07/21(月) 02:46:01 ID:m+5Q9sLq]
- 第七 野村、末松を殺害し、その死体を遺棄するに至った経緯
一 被告人ら六名は、野村、末松両名を連行し、小島車両を先頭にして前記現場を離れ、同日午前七時三〇分ころ、愛知県海部郡弥富町のドライブインに立ち寄った。 その間、末松は、車中で涙を流して泣いていた。 小島は、「今更野村、末松を帰す訳には行かない。野村は、怪我がひどすぎるので殺すしかない。末松は、どこかに売り飛ばす。それが出来なければ殺すしかない。」などと考えながら、小島車両を運転していた。 右ドライブインに着いた被告人ら六名は、末松を小島車両からC車両後部座席に乗り換えさせ、DがC車両の助手席に乗車して、この両名を見張り、高志、小島、C、筒井、龍造寺ら五名は、同店に入った。 高志ら五名は、コーヒー、アイスティー、サンドイッチ等を飲食しながら、今後の行動について話し合った。 そこで、小島は、「顔を見られている。警察にばれて捕まるかもしれない。 男は、怪我もひどいしやっちゃおう。刺したり、頭を殴ったりすれば、血が出て汚れるし、血の出たものを触りたくない。やるときは、首を絞めよう。墓の中から骨が出てきても、誰もおかしいと思わない。 女は、どこかへ売り飛ばそう。その前にキャッシュカードで、金を引き出せないか。もしこれが出来なければ、女も帰す訳にはいかんからやるしかない。早いことしないと駄目だ。」旨車中で考えたことを話した。 これを聞いた高志、C、筒井、龍造寺も野村、末松に対する犯行が激し過ぎた上、野村の傷害の程度がかなりひどかったので、野村、末松の両名を帰せば、警察に逮捕されることは間違いないと考え、 「やっちゃおう。」「警察に捕まるのは嫌だ。ちょっとやりすぎた。やるしか方法がない。」などと言って、小島の提案に賛成した。 その上で、高志は、「殺すんなら生コン詰めにして、港に沈めたらいいんじゃない。」などと提案した。 この提案に対し、小島は、「そんなことをしても死体が浮かんでくる。」と反対した。
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