- 701 名前:shin mailto:shin-takahashi@hb.tp1.jp<shin-takahashi@hb.tp1.jp>; [2013/02/19(火) 22:32:12.24 ID:JDps6A910]
- >>700 続き
「もう一人の私がいるの?もう一人の私が私に代わって麗香と仲直りして、誠先輩とデートしているの?」 私はその真相が知りたくなりました。思い切ってアパートの部屋に行き、自殺サイトにアクセスしたパソコンのある部屋に行ってみました。そこには「もう一人の私」がいたのです。 「もう一人の私」は私を無視しています。私が「あなたは誰?」と訊くと、「あなた、『人生をリセットする。』って言ったじゃない?だから私があなたの人生 をリセットしておいたのよ。」といいました。私は自殺サイトにアクセスした時から、生きていることには絶望していました。けれど、麗香からいじめられたことや誠先輩と 別れてしまったことだけは後悔していたのです。「せめて、麗香のことと誠先輩のことだけは、うまくいっていた頃に戻りたい。」そんな希望だけはもっていたのです。 その希望を「もう一人の私」が叶えてくれたのでしょうか?私は持ってきていた包丁で「もう一人の私」を思い切って刺しました。すると包丁は彼女の体を 突き抜けて私の首に突き刺さりました。
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