- 616 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2020/06/10(水) 23:58:48.59 ID:3KFhwpCK0.net]
- >>613
(鮮やかな手際で フグを捌いていく生簀。 一方、 天道が大根を切ろうとしていると、隣の田所から声を掛けられる) 田所 「よかったら、(布巾で 包丁を拭う) 使ってくれ。 (研ぎ終わった包丁を 天道に差し出す)」 (暫し考えた後、白包丁を置き、田所の包丁を受け取る) 天道 「ありがたく使わせてもらう」 (力強く頷く田所。 田所の包丁の刃先を見詰めながら 天道が想いを巡らせる) 天道 (黒包丁も 白包丁も 関係ない。 大事なのは…) (田所の包丁を使って 大根の葉を切り落とす天道) (ふと 作業の手を止めた生簀が、天道側の調理台の様子を窺う) 生簀 (馬鹿め、大根だと? そんな平凡な味噌汁で この俺に勝つつもりか。 俺の超絶味噌汁の味を 思い知らせてやる) (生簀も再び 自分の作業に戻り、フグを用いた味噌汁作りに没頭していく) (天道は ひたすら 大根を細切りにしていく…) (カブト 第30話より)
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