- 591 名前:名無しSUN [2008/02/13(水) 19:36:08 ID:2Vv3uNYI]
- 温暖化スレでまだ紹介されていなかった気がするのでコピペ。
日本地球惑星科学連合のニュースレターから ttp://wwwsoc.nii.ac.jp/jepsjmo/jgl/JGL_Vol3-2.pdf まず,温室効果ガスの濃度は,直接の観測によって精度よく測られている. それらが大気中にあった場合,赤外線の流出を妨げ地球を温める効果,つまり温室効果をもたらすが,その大きさ(放射強制力と呼ぶ)は分子の赤外分光データと放射伝達方程式によって間違いなく求めることができる. それを産業革命前の自然状態の濃度での値と比較して差を取ると約2.6W/m2 で,平均日射の1%を越える大きさになっている. 不思議なことに,太陽活動論者でこの計算に間違いがあると指摘したのを聞いたことがない. 一方,人工衛星により1979 年以降測られている日射強度は,黒点数の約10 年周期の増減に応じた変動を示し,最大と最小の差は0.1%程である. しかし,一方的な増加トレンドは見当たらない.あったとしても0.01%のオーダーであろう. 同じ期間に,温室効果の強まりは平均日射の約0.4%にも達した.そしてこれに相当する地表温度の上昇量を計算してみると,実際の観測と合っている. このような訳で,最近20年余りの温暖化は温室効果ガス増加によるものであり,太陽光の変化は無視できることは明らかである.
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