- 262 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2012/01/15(日) 23:27:32.07 ID:28B1nq/J]
- あんまり喧嘩しないでー。
ここで女マスター×ボーイッシュの話投下だよ。 「マスター!!うわぁああん!!!」 大きな瞳に涙をいっぱいためて普段は男の子っぽい彼女が、私の腰周りに抱きついた。 「ボーイッシュちゃん、どうしたの?」 「野球の試合で負けちゃったんだよぉ…ううぅ…」 いつもは余裕で勝利を収めてくるのに、今日は負けてしまったらしい。 しかも惜敗で。 「ううう〜、くやしいよぅ。マスター…」 「もーそんなことで泣かないの」 負けることは誰だってあるんだから、と彼女をたしなめるとやっと納得したようだ。 とりあえず泥だらけの服を着替えるよういい、食事の準備に取り掛かる。 おなかが減っているだろうから今日は沢山の食事を用意したのだ。 「着替えたよ、マスター」 「そう。じゃあ食べましょうか」 「うん!今日はご飯いっぱいだねぇー!」 予想通り嬉しそうな顔をしている。 「ぼく、マスター大好き!」 ギュウっとまた腰に抱きつきながらボーイッシュちゃんは笑う。 さっきとは間逆ですっかり笑顔に戻っている。 その笑顔を見ているとこちらをも自ずと笑顔になってしまう。 「私もボーイッシュちゃんのこと大好きだよ」 抱きつき返すと、すっかり馬鹿ップルのようになってしまった。 今日は惜敗しちゃったけどあとでデザートをあげよう。 一緒に食べるデザートは絶対もっとおいしく感じると思うから。 おしまい あんまり百合じゃなくなってしまったよ…ごめんね
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