- 7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2010/12/27(月) 00:03:18 ID:zbXzi89O]
- >>6 《続き》
移民という“武器” ケ小平は80年代初めに、「我々は軍事力で日本を征服する必要はない。大量の移民で溢れさせれば、 戦わずして日本は中国のものになる」との趣旨の発言をしている。留学生を大量に送り出したり、土地 の買い占めを行うという手段での、隠密裏の「日本乗っ取り」という中国の「国家戦略」は、水面下で滔々 と続いている。尖閣にだけ目を奪われていることも許されないのである。 戦火を交えない戦争 いま能天気に中国に進出している日本企業の経営者に大切な警鐘を鳴らす意味で、あのピーター・ ドラッカーの遺した警告の言葉を紹介しておこう。 97年、ドラッカーが『フォーリンアフェアーズ』に寄稿した「グローバル経済と主権国家」という論文は、 今の日本の経済界にとってとりわけ大切なことを教えている。そこには、「グローバルエコノミーは行き 過ぎると必ず終わる。国家というものは、経済よりも崇高な存在であることを必ず経済に思い知らせよう とする時が来る」と書かれていた。そして、次のような彼自身のエピソードを振り返っている。 ドラッカーの父は、オーストリア・ウィーンにあるイタリアの自動車会社フィアットの工場長を務めていた。 第一次世界大戦の勃発でイタリアが連合国軍、オーストリアはドイツ側で参戦することになると、ある 日、突然、イタリアから部品などを取り寄せて運営していたオーストラリアのフィアット工場は製造物資が 入ってこなくなり、たちまちシャットダウンしてしまった。 しかし数日後、オーストリア政府から「フィアット工場は今後、オーストリア軍の軍用車、戦車の生産に 取り組め」という政府命令がきた。やがて、ものすごい勢いで毎月何百台という軍用車を生産し、何十台 もの戦車が工場から戦場へ向かった。 だがその戦車は、イタリア戦線で「ホカレットの戦い」という大激戦に投入され、イタリア兵を何万人も 戦死させたのである。 《続く》
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