- 68 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 [2009/01/27(火) 23:47:17 ID:7eNkmFX1]
- なんか過疎ってるから長文オナニーレス
簡単に先進国による支配・搾取という話になるけど、あの土地はそんな単純な善悪二元論で語り切れない。
搾取と言えば近世以降の奴隷貿易が有名だけど、あれだって「白人による黒人の搾取」と簡単には言えない。
確かに奴隷貿易後期は白人商人による直接介入もあったけど
初期〜中期は海岸部の黒人部族が内陸部の黒人部族を拉致したり、戦争で服属させたりして白人商人に売却した。
勿論、奴隷は売却するだけでなく、自分たちで使ったりもしていた。
例えば現在のケニアあたりとかは奴隷貿易の中期あたりまで奴隷を「使う」立場であったわけだし。
欧州列強によるアフリカ支配も当時は「野蛮人に対して文明を授ける」という大義名分が盛んに叫ばれていたし
政策レベルで現地人を酷使虐待するような植民地は国際社会からの非難に晒されていた（コンゴ自由国とか）。
現在の考え方だと「野蛮人に対して文明を授ける」とか大きなお世話だとでも感じるかもしれないけど
文化芸術面はともかく、一部の地域では王の交替ごとに宮廷と後宮の人間数千人が虐殺されるとか
現在の感覚でもっても到底許容しきれない風習があったわけだが、欧州列強による支配にはそういうのを無くしてやった面も有った。
曲がりなりにも中東や東アジアは植民地支配から解放されて豊かになった（なりつつ）あるけど
アフリカは欧州列強の撤退以降、大部分が前より生活が貧しくなった事実、
それを先進国による支配の後遺症・搾取とみるか黒人たちの無能が招いた身から出た錆と見るかは人それぞれ。
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