- 835 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2008/02/08(金) 21:58:56 ID:SSHT/g4kO]
- 祖父と祖母が亡くなったときの話です。
衝撃的な臨終場面じゃなくてゴメンナサイ。 祖父の時は私が高1でした。 学校で休み時間に担任に呼ばれて廊下に出たら「お爺さんが危篤だそうだから早退しなさい。」と言われ、タクシーを呼ぶかと言われましたが丁度の電車があったので(田舎なので電車は1時間に1本です)電車で帰りました。 自宅に着くと玄関に沢山靴が脱ぎ捨ててあって、その割に家の中が静かだったので「間に合わなかったのかなぁ」なんて思いながら、祖父の部屋に行きました。 襖を開けると八畳間に15人位大人がぎっしり入っていて、中央に祖父ねむる布団と医者がいました。 「○○ちゃんが来たよ!!」と親戚の叔母さんが叫びましたが、祖父にはすでに何も聞こえてないみたいで、浅い呼吸で喉が動くのが見えただけでした。 私は部屋の祖父から一番遠い場所に突っ立って、「人が死ぬって静かだなぁ」と思っていましたが、祖父の周りで父や母や叔父叔母が話しかけていたとは思います。 そのうち父が祖父の口元に耳を寄せて「蓮が何とか言ってる!!!」と叫ぶので皆黙りました。 続きます
|
|