- 718 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2008/01/27(日) 00:09:58 ID:iEZ4RKP70]
- えっと、俺の父ちゃんが心筋梗塞でなくなった時の瞬間。
その日は普通に仕事をして帰ってきて、髪の毛が伸びたから床屋に行くと言って行き 帰ってきたら、風呂・晩酌・夕飯を普通に食べ、その間は普通に会話をしていました。 で、俺が2階の自分の部屋でくつろいでいる時に、父ちゃんが「体が熱いからちょっと 外に散歩に行くわ」と言う声が聞こえて外に出て行ったんだけど、俺 なんか胸騒ぎ がして2階の部屋から外まで走って父ちゃんを確認しに行ったんだわ。そうしたら いつもより凄く小さく見えて、不思議な気分でぼんやり眺めたのを良く覚えてる。 その後、なぜか心配だったので父ちゃんの帰りを待ち、帰ってきたのを確認してから 自分の部屋に戻ろうと階段を上っている最中に、ものすごい大きな奇声が父ちゃんの 部屋から聞こえてきて、父ちゃんの部屋に行ってみたら、限界まで目を見開いて 硬直していました。最初はふざけているのだろう、と思って「なにやってんだよ」とか 言っていたんだけど、そのうち顔がどんどん土色になってきて動かなくなって・・・。 あのときのものすごい苦しそうな顔は忘れられない。 けど、もっと忘れられないのは、外まで追いかけたときに最後に見せてくれた笑顔かな。 いまでも思い出すとなく。
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