- 3 名前:金魚 ★ mailto:sage [2018/07/12(木) 05:38:55.38 ID:CAP_USER9.net]
- ――(ロシア対クロアチア戦は)壮絶な試合になりました。
「サッカーも真剣勝負で、それぞれの試合が喉元にナイフを突きつけられている状況だが、身体に問題のある人は死に至ることもあり得る。 ワールドカップをプレーする選手たちは皆100%かそれ以上を出し切っている。力尽きて走れなくなってもなおプレーしようとする。 ソチの気温がどのくらいだったか教えてくれ」 ――コンディショニングがとても重要になります。 「それでも幾人かの選手は才能を示した。モドリッチやコバチッチ、クラマリッチといった選手たちで、彼らには未来がある。 それは日本の選手たちも同じだ。 日本はもう1試合やるべきだった。他がどんなやり方をするかを観察して、必要なだけ相手に喰らいつく。そうなって欲しいと私は願う。 君らを心から祝福する。 日本に幸運が訪れんことを」 ――クロアチアについてもう少し語ってください。準決勝進出は'98年以来ですが。 「彼らは最後相当疲れていた。とりわけラキティッチとモドリッチのふたりには、これまでもずっと大きなプレッシャーがかかっていたし、 この試合でも力尽きるまでプレーした。そして最後はPKも蹴らねばならなかった。 彼らがどれだけ疲弊し尽していたか私にはよくわかった。 しかし彼らの努力は報われた。(試合内容を鑑みれば)勝利に値したし、PK戦は公平とは言えないが、 それで勝敗を決めねばならないのがサッカーでもある。PK戦は観客にとって最も面白い勝負のつけ方として考案された。 ある意味これ以上はない真剣勝負でもある。 多くの人々はPKを簡単に蹴れると考えている。しかし背負うものが大きくなると、PKを蹴るのは大きな重圧が伴う。 成功するか失敗するかで、動く金の額も莫大なものになる。そうしたことすべてが選手の頭をよぎる。だからこそ難しい」 ――PK戦を別にしてもクロアチアは素晴らしかったです。 「それには理由があって、スポーツが政治を越えているからだ。スポーツの力が政治を上回る。 そしてこのチームはすでに多くの経験を積んでいる。これまでに複数の大きな大会に参加し、それなりの実績を残してきた。 またチームの結束も固い。固すぎると言ってもいいほどだ。ビッグクラブに所属する選手たちがチームを構成し、嫉妬も反目も彼らにはない。 チーム内に何の問題もないのは、監督がそういう選手たちを選んだからだ。グループの調和を保ち、固い結束で最後まで行きつける選手たちだ」 ――だから誰が相手でも力を発揮できる。 「勝ち進んだことで、周囲の期待も以前よりずっと大きくなったが、チームの中では誰も大言壮語はしない。 すべてが良くコントロールされ、チームはとてもバランスが取れている。特筆すべきは、ベンチの控え選手たちも充実していることだ。 彼らもまたビッグクラブで経験を積んでいるから、交代の際にも的確な選択ができるし、最も適した選手が問題を解決することができる。 前線のクラマリッチとコバチッチ。その後ろにはラキティッチとモドリッチがいる。 彼らはあまりプレッシャーを感じることなくプレーしている。そこが素晴らしい。彼らが言うように、最後まで行けるかどうか注目したい」 number.bunshun.jp/articles/-/831294 number.bunshun.jp/articles/-/831294?page=2 number.bunshun.jp/articles/-/831294?page=3 number.bunshun.jp/articles/-/831294?page=4
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