- 95 名前:日出づる処の名無し mailto:sage [2008/11/12(水) 19:25:55 ID:w2qNOyVQ]
- なぜか韓国経済のほうにあった
フジサンケイビジネスアイ 総合 実は10兆円? 宣伝で先手 中国57兆円景気対策の内実 2008/11/12 中国政府が9日、総額4兆元(約57兆1360億円)の一大景気対策を発表し、 アジア株が急騰したが、過剰な期待は禁物だ。“真水”の新規事業は半分以下になり そうだし、財源も不明確だからだ。とはいえ「中国最大の景気刺激策」は失速を恐れ る政府の危機感の表れであり、14日からの緊急首脳会合(金融サミット)での主導 権確保を狙った動きでもある。 ◆不明確な内容 10年前のアジア経済危機で、中国は数年間にわたり毎年1000億~2000億元規模の 国債を発行して公共事業を拡大、辛うじて失速を回避した。これに比べ今回は2010年末 までの2年余りで4兆元(昨年の国内総生産の16%相当)と破格の大きさだ。 用途は(1)低価格住宅の建設(2)農村の基盤整備(3)鉄道などのインフラ(産業基盤) 整備(4)医療・教育事業(5)環境対策-など10項目。いずれも胡錦濤政権の和諧(調和) 社会建設路線に沿い、弱者に配慮した内需拡大策だ。 これだけをみれば、「世界金融危機に率先して大規模内需拡大策を打ち出した中国」への 称賛論が出るのも分からぬではない。 しかし事はそう単純ではない。具体的な事業内容や財源を明らかにしていないため、どこまで が第11次5カ年計画(06~10年)に基づく既存事業で、新規事業がいくらかがはっきりしない。 たとえば鉄道建設では、5カ年計画の予算は1兆2500億元で、これを2兆元に増やすことは 既定路線だった。農村の基盤整備や医療・環境対策などでも同じことが言える。四川大地震の復旧 事業(約1兆元)も既存事業だ。 既存事業・計画分を割り引けば、純然たる新規の景気刺激策は4兆元の半分以下から3分の1に とどまりそうだ。とすれば日本円で単年度10兆円程度にとどまり、騒ぐほどでもない。
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