- 1 名前:https://twitter.com/omukoshi_moe [2017/03/23(木) 08:44:20.63 ID:CAP_USER.net]
- VECTOR BALL連載終了について・・・
VECTOR BALLを読んでくれたみなさま、今日発売の週刊少年マガジン16号をもって、VECTOR BALLは終わりとなりました。 力が足りず、申し訳ありません。 唐突な終わり方なので、やはりいろいろと憶測が飛び交っています。 理由を書かねばと思い、ブログを更新します。単刀直入に言うと、自分の力不足です。 担当さんが提案した新展開を、自分が作れませんでした。 こう書くと、また編集さんが悪く言われそうですが、自分は今回そうとは思っていません。 言ってしまうと、ベクターボールはアンケートが取れていなかったのですね。 で、やはり編集さんもアンケートの取れていない作品を好きに書かせていては、それこそ仕事をサボってるようなものです。 ですが、その新展開の提案は自分が生理的に嫌悪する部類で、どうしても不快な道筋しかできなかったのです。 他の漫画だと、結構やっているような王道展開なので、担当さんも悪気はありません。 ただ、自分はそれをどうしても面白いお話として作ることができなかったのです。 その提案を出されて最初に「自分では書くのが難しい展開となります。」 と、伝えましたが、今回ばかりは、その1ヶ月間、全く引いてはくれませんでした。 (週刊連載は厳しいスケジュールもあり、新展開とかは、結構前から打ち合わせを始めます。だいたい1ヶ月前から相談していました。) この担当さんは結構良いアイデアを出す人で、今までのベクターボールのお話にも、いくつもそれを受け入れて、良いお話を作ることができました。 で、ダメなものはできませんと却下してました。が、今回ばかりは引いてくれなかったのです。 で、その頑なな態度に、何かしらの理由があると思い、よほどアンケートが悪いのだろうと、自分なりの判断をしていました。 自分自身、アンケート自体は10話あたりで見るのをやめているので詳細は分かりませんが、新しいアンケート収集になってから、かなり厳しくなったと聞きました。 アンケートを見ていた10話までもあまり褒められた順位ではなかったので、 よっぽど悪いのだろうと予想できます。 なので、この1ヶ月、ずっとその展開を自分なりにうまく消化して なんとか物にしようと頑張りました。 が、どうしても不快な展開でこれを書き続けることができず、最後は絶望感と無力感だけとなり、一日中机に向かっても何も考えることができない。 と、いうことになりました。 絶望感、無力感と書くと、オーバーかもしれませんが、週刊連載という厳しいスケジュールで、 1ヶ月かけて準備したものが全く自分では書くことができないお話というのは、本当に絶望しかありません。 もう出口が何もないのです。 それで・・・突然で申し訳ありませんが、終了をお願いいたします。と、伝えたのです。 すみません、打ち切りなら打ち切りなりの数話でまとめるラストも、全く考えることができず、終わりをお願いしました。 raikumakoto.com/archives/9514226.html
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