- 26 名前:名無しさん@1周年 mailto:sage [2015/08/01(土) 14:11:04.67 ID:oCQKmSpY0.net]
- mainichi.jp/shimen/news/20150801ddm012040180000c.html?fm=mnm
戦後70年:森村誠一さんが語る「玉音放送」 自由取り戻した瞬間 前夜空襲、周囲に犠牲者 毎日新聞 2015年08月01日 東京朝刊 昭和天皇が宮内省(当時)で玉音放送の録音に臨んだのは8月14日 午後11時25〜50分。同じころ、熊谷市上空では、数十機の米軍爆撃機が 同市に焼夷(しょうい)弾を落としていた。当時12歳だった森村さんは、 父に起こされ、火の海となった町の中から川の土手まで逃げた。「夜空に 浮かんだ雲が赤く照らされていた」という。空襲では市街地の3分の2が焼け、 266人が亡くなった。 翌日の15日、自宅のあった場所に向かうため、市の中心部を流れる星川沿いを 歩いていると、川に多くの死体が折り重なっていた。そのそばで玉音放送を聞いた という。 一緒に聞いていた多くの大人は涙を流していたが、森村さんにとっては、 「戦争によって奪われた自由」を取り戻すことができた瞬間だった。 「これで好きな本が読める」と、うれしくなった。同時に「この光景をなんと しても小説に書きたい」と強く思い、作家を志す原点になったという。
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