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- Amazonがプログラミング言語「Rust」を使っている理由
https://japan.zdnet.com/article/35183866/ Amazon Web Services(AWS)は、同社のエンジニアたちがプログラミング言語「Rust」を 使っている大きな理由として、エネルギー効率の高さを挙げる。 AWSは早くからRustを採用し、GoogleやMicrosoftとともにRust Foundationの創設にも携わった。 現在もRustの普及に熱心に取り組んでいる。 AWSのソフトウェアエンジニアで、Rustの普及に取り組む、 Shane Miller氏と主任エンジニアのCarl Lerche氏の投稿によれば、 Rustはメモリー安全性を高め、セキュリティ関連の不具合を減らす役に立つだけでなく、 PythonやJavaよりもはるかに「エネルギー効率に優れている」という。 Amazonは、2025年までにデータセンターの100%を再生エネルギーでまかなうという目標を掲げ、 データセンターの環境負荷の軽減に取り組んでいる。 Rustの採用はその一翼を担うという。 Rustで構築されたAWSサービスの例としては、 コンテナーアプリ用のサーバーレスプラットフォーム「Lamba」を支える「Firecracker」、 「Amazon Simple Storage Service(S3)」「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」、 コンテンツ配信ネットワーク「Amazon CloudFront」、 LinuxベースのコンテナーOS「Bottlerocket」がある。 「CやRustが他の言語よりもエネルギー効率に優れていることに驚きはない。 衝撃的なのは、その違いの大きさだ。CとRustを広範に採用すれば、 控えめに見積もってもコンピュートに使用されるエネルギーの量を50%削減できる可能性がある」と Miller氏は述べ、その根拠として、C、GoogleのGo、Lua、Python、Ruby、Fortranなどをはじめとする 複数の言語のエネルギー効率を相対的に示した研究結果を紹介している。
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