- 87 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2019/01/20(日) 10:21:39.87 ID:jFgz5jql0.net]
- 診断は投薬や処置などの治療方針につながる。
投薬にはどんなものでも少なくともアレルギーの可能性があり、 単なる点滴でも針の穿刺など傷を付けるなど、医療は基本的に 加害行為になります。 加害行為となり得る医療行為が医師などに許されているのは、 その医療行為によるメリットとデメリットを判断するための 最低限の知識などが、国家試験・国家資格などを通して国に より一定の基準が保証されていることによります。 そのため、診断を補助する機器に対しても薬機方など様々な 規制が有り、安易に提供できません。 その為、下記の様なソフトでも指摘を受ける場合があります。 (現在は再度公開しているみたいです) 「糖尿病リスク予測ソフト、公開翌日に厚労省「未承認の医療機器」指摘で中止に」 ttps://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20181105-OYTET50009/ 現在のAIのレベルは特徴量を主体とする単なるパターンマッチングに過ぎず、 遺伝子異常など特定の限定された診断基準に基づくだけでできる診断には有効ですが、 「息苦しい」などの複数の原因が考えられる内容の診断はできません。 「息苦しい」には肺が原因の場合もあれば、喉などの気道の狭窄、心機能の低下、 貧血、疲労、低酸素環境など様々な原因がありますが、これらの全てをパターンとして 学習させるのは無理で、診断の成績も報告の限りでは相当に悪く実用に耐えません。 恐らく現在のAI技術は、診断基準が明確な分野のみに特化して一部使用されることが 今のところ期待されています。
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