- 191 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2014/12/10(水) 19:56:15.27 ID:veDvxwge.net]
- Swift スレでクロージャの話題で荒れそうだったので、こちらへ移動しとく
peace.2ch.net/test/read.cgi/tech/1415860741/153 -- Swift や Ruby を含む多くの言語では常識であるけど Python では異なるものとして、 関数型言語に由来した(無名関数やラムダ式とも呼ばれる)クロージャがある たとえば "The Swift Programming Language" の "Closure" の章にある map メソッドを使った サンプルコードは、Ruby でも同じスタイルの良く似たコードで書き直せる: ideone.com/TsGD6B これは Ruby だけでなく、JavaScript でも同じ Swift や Ruby と比べて構文が簡潔な JavaScript ではいくらか冗長にはなるけれど、 何の苦もなく Swift と同じスタイルで書き直せる: ideone.com/74oNVU 同様に、「あるテーブルから特定の行だけを抽出し、加工して、集計する処理」は、 Swift だと table.filter { .... }.map { .... }.reduce { .... } とメソッドを連結(チェイン)させた式で書ける これは Ruby なら table.select { .... }.map { .... }.inject { .... } と書き直せる ここで、クロージャ内の ..... の部分には、上記のサンプルのように「任意の文(statements)が書ける」 もしかすると、いやこんなの高階関数のプログラミングを知っている人なら当たり前だろ、と感じるかもしれない ところが Python だけはクロージャの本体に(任意の文ではなく)「式(expression)しか書けない」: ideone.com/tDaDkL # --> Syntax Error になってしまう だから、他の言語のクロージャに相当するコードを(名前のある)関数としてわざわざ宣言しなければならない: ideone.com/R7twCQ 結果として、Python は手続き型プログラミングであれば簡潔で可読性に優れたコードが書けるスクリプト言語だけれど、 関数型プログラミングには適さず、こうした関数型プログラミングは推奨されていないらしい(これを "酸っぱい葡萄" と言ふ) peace.2ch.net/test/read.cgi/tech/1345123070/70-71 これが Swift や Ruby 等と比較すると、関数型プログラミングで Python が劣る典型的な一例になる
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