- 24 名前:デフォルトの名無しさん [2006/05/19(金) 20:21:37 ]
- 「JavaVMは汎用OS上で動かさない」---JRockitの開発マネージャにJavaVMの今後を聞く
---今,JavaVMにどんな機能が求められているのか 環境の変化に対応しなければならない。それは「サーバー仮想化」という動きだ。 VMwareやXenなどのHypervisor技術に基づいた仮想化ソフトを利用するケースが増えている。 一つのハードウエア上で多くのアプリケーションを動作させることになるが, 単に動作させるだけでなく,アプリケーション間の干渉がないようにすることが求められている。 そのためにはアプリケーションごとにリソースを制御しなければならない。 ---リソースの割り当てはOSが担うのではないのか その通り。だが汎用OS(WindowsやLinuxなど)では力不足だ。実行時に(プロセスごとの) 優先順位を付けることはできるが,一定量の(メモリー,CPU,ネットワーク帯域などの) リソースをアプリケーションに確実に割り当てることはできないのが実情だ。状況によっては, メモリー上のデータがディスクに書き出されてしまうこともある。そうなれば性能は大きく低下する。 ---そうした問題をどうすれば解決できるのか “汎用OSを利用しない”というアプローチがある。それを当社では進めている。ハード ウエア上でHypervisor(技術に基づいたソフト)を動作させ,その上にJavaVM専用のOS 「Bare Metal」(開発プロジェクト名),さらにその上でJavaVMを動作させる。そのよう な動作環境において,JavaVMごとにリソースを確実に割り当てるという方法だ。汎用OSを 利用しないので確実にリソースを割り当てることが可能だ。JavaVMから見るとBare Metal はOSに見えるが,汎用OSの機能は備えず,一つのJRockitプロセスを動作させるのに必要 な機能のみ提供する。 itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060519/238478/
|

|