- 718 名前:デフォルトの名無しさん [2006/07/22(土) 03:43:44 ]
- 横35、縦35のマスを考える。そのマス目なかにグループAの人が何人か、グループBの人が何人か、いるものとする。
(各マス目の中には、最大1人しか入ることができない。また、誰もいないマス目もある。) 各人は自分の回りに同じグループの人が多くいた方が幸福だと思っている。そこで「幸福度」を次のように定義する。 自分の場所の上下左右、斜め上下左右、合計8箇所を「自分の回り」とする。この中にいる自分と同じグループにいる仲間の数をMとする。 また、「自分の回り」にいる全ての人の数をNとする。この時、幸福度を ・N=0 なら 幸福度 0 ・N>0 なら 幸福度 M/N と定義する。 さて、各人は自分の幸福度がある値(以後、しきい値と呼ぶ)より小さいと、現状に対する不満から、ランダムに空いているマス目に移動をしようとする。 ただし、移動しない可能性もある。例えば、上図のように、ある人の「自分の回り」のマス目のうち、 上、下、右斜め下、左斜め上の4箇所が空いており、他のマス目には他の人がいるとする。 この時、この人はそれぞれ確率1/5で ・上に移動 ・下に移動 ・右斜め下に移動 ・左斜め上に移動 ・移動しない という行動をとる。35×35のマスの中には多くの人がいるが、この移動は ・まず、一番上のマスの一番左の人が(もしいれば)移動を試みる。(もちろん、この人の幸福度がしきい値以上なら、移動しない) ・次に一番上のマスの左から2番目の人が移動を試みる。以降、順にその右の人が移動を試みる。 ・一番上のマスにいる人の移動が終了したら、次は上から二番目のマスの一番左の人が移動を試みる。 ・以下同様。
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