- 199 名前:デフォルトの名無しさん [2006/02/24(金) 12:39:09 ]
- >>198
FORTRNでは、FORTRAN90になるまで配列の大きさを知る命令は存在しない。 FORTRAN90で関数SIZEが導入された。 FORTRAN77以前では、配列の大きさは副プログラム(サブルーチン、関数)に、 引数として明示的に渡すか、COMMON等で渡すか、あるいは”知っている”もの としてサブルーチン側で勝手に使うかした。 FORTRANでは変数はアドレス渡しであり、FORTRAN77以前の書式を使うと 配列であっても渡しているのは先頭要素のアドレスだけで、配列の大きさもの情報も 次元も渡していない。(FORTRAN90で導入された新しい書式を使うと配列の サイズや次元の情報も渡される。) ここで気をつけなければならないのは、FORTRAN66時代のプログラムでは、 サブルーチン側の引数の仮配列の大きさを実際の長さとは無関係に10などにして 内部では好き勝手な長さとして使用する書き方が標準的に採用されていたことだ。 (FORTRAN77では、サイズを*で定義するやり方に相当するものかな?) こういう書法の伝統を引いている場合、>>198の移植方法では大混乱をきたすだろう。
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