- 240 名前:209 mailto:sage [2005/06/07(火) 08:59:31 ]
- 今回の流れを見て,もう1つ思い出したのがこの言葉です.
「10年前ならLispは大きなアドバンテージを持っていたけれど、現在は他の言 語が追い付いて来てLispのメリットは小さくなっている。」Peter Norvig 今回のC++のエレガント(と私には見える)な回答を見て,確かにいくつかの 洗練は,Lispの占有物ではなくなったのだ,と感じた方もおられるのではない でしょうか. しかし,聞きかじりで書くのですが,C++にはテンプレートを多用した新しい スタイルが登場しつつあるそうです.それは Lisp や関数型言語から大きな影 響を受けているそうです.つまり,Lisp は2005年の現時点でも,豊かなアイ ディアの源泉でありつづけているのではないでしょうか.もちろん(不幸にも) Lispの進歩が停滞して,その差が縮まりつつあるのかも知れませんが. ところで,Lisp 側は最速のものがまだ出ていません.Allegro Common Lisp (ACL) と Chez Scheme コンパイラの,二つの商用ソフトです.これらなら, C++とも結構いい勝負をするかもしれません. それにしても,最初にたらいまわしべんちを書き込んだ時にはまったく予想し なかった展開になりました.大変勉強になりました.ありがとうございました.
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