- 366 名前:& ◆TACpYgPjX6 [04/09/19 12:18:32]
- 一番大きなのは、コンソール (標準入出力) を前提としていること。
あと、いろんな Scheme 処理系をみてみても、 最初にサポートされるライブラリが POSIX ライブラリを移植したものとか、 GNU の readline たら curses たら、 /etc/network の存在を仮定したソケット ライブラリとか (Winsock にしてくれ)、 Windows で使うにはほとんどいらないものばっかりあって、 肝心の Windows 用のライブラリがないんですよ。 レジストリ アクセスや COM バインディングは必須でしょう。 もちろん ウィンドウ プログラミングができないとだめ。 (Unix では X がオプションだから困る) あと、リソースのアクセスとか、シェル サービスへのアクセスとか、 さまざまな Win32 API をオブジェクト指向的にパックしたものとか Win32 のセキュリティ機構は Unix と大きく異なっているから、 それを無理やり Unix 的に狭めても、使う気になれない。 Scheme だけで DLL を書くとか、サービス書くとか、 スクリーン セーバー書くとか、Scheme だけでデバドラ書くとか。 そんなのができない。 しようとすると、既存の Scheme に拡張機能を実装しないとだめで、 その Scheme 実装系の内部動作から把握しないとだめってことになる。 しかも Scheme 実装系自体が Unix を基盤としているので、 Windows 用に最適化されているわけでもない。 であれば、Windows 専用の Scheme 実装の上に Windows 専用のライブラリを構築するほうが ずっといいと思う。
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