- 438 名前:378 mailto:sage [2009/03/03(火) 01:45:34 ]
- そろそろ投稿も落ち着いたかな。
実はオチに使おうと思って用意していた言語がある。 R。R言語やGNU Rとも呼ばれる、統計用ベクトル言語。基本的にすべてのデータ がベクトル。 > request <- c(hoge=1, fuga=2, piyo=3) > request[c('hoge', 'fuga')] hoge fuga 1 2 ご覧の通り、変数の添え字にベクトルを与えられるので、きわめて簡潔、と言 うかそのまんまに書ける。これ以上簡潔というと、話に聞くAPLぐらいしか思い つかない。まあAPLに連想配列があるか知らんけど。 -- プログラミング言語というものは、使用目的が固定された場合、 ライブラリ → フレームワーク → DSL という形で進化していくものだと思う。効率ではDSLが最高で、汎用言語は絶対 に追いつけない。例えば、RDBをSQLじゃなくてCで直接操作するのは鬼のように 大変。 しかしDSLは、習得は容易だが自由度が低くて、やろうとしたことができないこ とも多い。だから一般的に、人気の出たDSLはだんだん汎用言語化していく。 PL/SQLとか。R なんか、行き過ぎるくらい汎用言語化している。 つうことで、言語の進化には、汎用言語<-->専用言語の逆向きの流れが同時に 存在していて、人が言語の良し悪しについて議論する場合、どっちを重視する かが人によって違うのが、話のかみ合わない一因じゃないかなと思っている。
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