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↑キャッシュ検索、類似スレ動作を修正しました、ご迷惑をお掛けしました

Lisp Scheme Part22



1 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/21(水) 23:58:40 ]
□過去スレ□
Part21: ttp://pc11.2ch.net/test/read.html/tech/1207300697/
Part20: ttp://pc11.2ch.net/test/read.cgi/tech/1205021786/
Part19: ttp://pc11.2ch.net/test/read.cgi/tech/1200237296/
Part18: ttp://pc11.2ch.net/test/read.cgi/tech/1186922295/
Part17: ttp://pc11.2ch.net/test/read.cgi/tech/1177065699/
Part16: ttp://pc11.2ch.net/test/read.cgi/tech/1172404795/
Part15: ttp://pc10.2ch.net/test/read.cgi/tech/1151025773/
Part14: ttp://pc8.2ch.net/test/read.cgi/tech/1132275726/
Part13: ttp://pc8.2ch.net/test/read.cgi/tech/1115901841/
Part12: ttp://pc8.2ch.net/test/read.cgi/tech/1100229366/
Part11: ttp://pc5.2ch.net/test/read.cgi/tech/1091456033/
Part10: ttp://pc5.2ch.net/test/read.cgi/tech/1075630259/
Part9: ttp://pc2.2ch.net/test/read.cgi/tech/1069594582/
Part8: ttp://pc5.2ch.net/tech/kako/1058/10582/1058263391.html
Part7: ttp://pc5.2ch.net/tech/kako/1042/10421/1042167213.html
Part6: ttp://pc3.2ch.net/tech/kako/1031/10315/1031560687.html
Part5: ttp://pc3.2ch.net/tech/kako/1023/10230/1023091882.html
Part4: ttp://pc.2ch.net/tech/kako/1016/10162/1016211619.html
Part3: ttp://pc.2ch.net/tech/kako/1008/10082/1008220265.html
Part2: ttp://pc.2ch.net/tech/kako/1002/10025/1002584344.html
Part1: ttp://piza2.2ch.net/tech/kako/987/987169286.html

151 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/26(月) 22:21:35 ]
>>150
普通のLispの処理系一般に当てはまる問題だが、そういう一般的な話がしたいの?

152 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 00:19:08 ]
ところで、横槍を入れるときはそう言うべきなの?

153 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 00:33:27 ]
>>150
>>140の「そういえば」はどこに掛かるんだよ。酔っ払いか?
で?間接参照で遅くなるから何すか?


154 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 05:10:09 ]
>>152
特定の二人だけであまりに必死な会話を展開してるときは
そう言いたくなることもある。たまに。

155 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 05:14:49 ]
>>147がなんでかみついてるのかいまいち把握できん
元の書き込みも1Kワードのマシンじゃforthだって書いてるじゃん(っていうか他に選択肢あるのか1Kで)


156 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 07:22:55 ]
だから、それが何なんですかね?forth大好きおじさん。
lispスレに何の御用ですか?

157 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 07:48:17 ]
自分じゃ頭は良いけど性格が悪いキャラのつもりで
単に頭が悪いキャラなのは勘弁して欲しいなぁ

158 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 07:51:53 ]
どちらかと言うと、気に入らない書き込みしてるのが1人に見えてしまう法則発動かと。

159 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 08:30:20 ]
MindStormsで動く湯浅先生のLispってどう?
使った人いる?




160 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 12:07:40 ]
GaucheでLittle Schemerにのってる以下の関数を実行すると、
メモリ以上に食って終わらなくなるのですが。
(define add1
 (lambda (n)
  (+ n 1)))
(define A
 (lambda (n m)
  (cond
   ((zero? n) (add1 m))
   ((zero? m) (A (sub1 n) 1))
   (else (A (sub1 n)
       (A n (sub1 m)))))))

161 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 12:11:48 ]
そうでしょうね

162 名前:163 mailto:sage [2008/05/27(火) 12:16:03 ]
>>161
私、何か間違ってますでしょうか?

163 名前:163 mailto:sage [2008/05/27(火) 12:34:36 ]
163

164 名前:へだま ◆7JLFh7E/wI mailto:sage [2008/05/27(火) 12:34:56 ]
>>162
ttp://mathworld.wolfram.com/AckermannFunction.html
このへんの記事が御参考になればよいのですが



165 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 12:42:26 ]
すまそん、wikipedia.jp見てました。計算量が爆発する関数なんですね。
どうもです。

166 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 13:48:49 ]
アッカーマン関数なんて懐かしいな

167 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 16:17:25 ]
タイムボカンシリーズか。懐かしいよな。

168 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 17:46:00 ]
>>140
Pointer(Address Reg)のサイズが 16bits って 8BitsMPU とかだよね? メモリー空間が64Kの世界かぁ。うむむ。

169 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 18:35:29 ]
>>168
たまには8086も思い出してください(個人的には嫌いだがw)




170 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/27(火) 19:02:48 ]
あの変態的な「セグメントと称する物」は2度と見たくないw

171 名前:デフォルトの名無しさん [2008/05/28(水) 07:53:43 ]
Windows環境でGaucheでCGIプログラミングをしようとしているのですが

#!E:/Gauche/bin/gosh.exe
(display "Content-Type: text/plain;\n\nHello, Gauche!\n")

と書くとInternalServerErrorが出ます。
goshのパス自体はこれで正しいのですが、何かやり方を間違っている所があるでしょうか?
初心者質問ですいません。


172 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/28(水) 08:05:14 ]
>>171
まずHTTPサーバのログを確認。
つぎにコマンドプロンプトで
C:\foo> E:\Gauche\bin\gosh.exe bar.cgi
とかやってみる。これで動くなら設定が悪い。


173 名前:デフォルトの名無しさん [2008/05/28(水) 10:41:42 ]

サーバーのログ見たら
Premature end of script headers: mb.cgi
*** ERROR: cannot find file "./D:/ws/hp/scheme/mb.cgi" to load
との事。
プログラムのあるフォルダで、コマンドプロンプトで動作させたときはきちんと動きますが
gosh "プログラムの絶対パス"
とすると同じエラーが返るのでこれが原因のようです。
もうちょっと頑張らないと…


174 名前:デフォルトの名無しさん [2008/05/28(水) 11:04:50 ]
解決いたしました
goshの引数で「-l」付けたら行けました
ご助言ありがとうございます。

#!E:/Gauche/bin/gosh.exe -l
(display "Content-Type: text/plain;\n\nHello, Gauche!\n")

175 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/28(水) 21:10:25 ]
TI-Explorerって面白そう。他に情報ないかな?

ttp://cadr.g.hatena.ne.jp/g000001/?word=*%5BLisp%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%5D

176 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/28(水) 21:16:53 ]
こことか
ttp://victor.se/bjorn/lispm.php

177 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/28(水) 21:28:42 ]
ttp://www.unlambda.com/cadr/index.html

178 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/28(水) 21:32:51 ]
マニュアル(PDF)
ttp://www.bitsavers.org/pdf/ti/explorer/

179 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/28(水) 21:39:31 ]
メモリ8Mで68020か。ハードはMacintosh II と同等ぐらいだな。時期的にもかぶってる。



180 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 00:27:16 ]
MacIvoryとかELISとかって、手に入らないのかなぁ。

181 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 12:32:08 ]
TAO/ELISのソースコードは公開できないのかねえ

ICOTはKL1 UNIX版その他を公開したから、
まだ研究が続いているものもあるのにねえ
www.icot.or.jp/ARCHIVE/Museum/IFS/about-IFS-J.html

NTTは今や私企業だから難しいかね

182 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 18:39:36 ]
ソースクレ厨がうざくて・・
というか、正式に依頼するなり手順踏めば手に入るものだよ。


183 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 20:46:09 ]
continuationについて教えてください.(下にコードを添付します)
case-Aは常に同じ状態からのcontinuation再開となるのに対し,
case-Bは前回の結果を反映したcontinuation再開となります.
continuationが生成されたときの状態をそのまま保存したものであり
continuationが呼び出されるとその状態が復元されて続きの評価が行われる
という理解からするとcase-Bの結果が理解できません.
前回のcontinuation呼び出しの影響はどこに記録されるのでしょうか.

184 名前:183 mailto:sage [2008/05/29(木) 20:46:54 ]
;;;case-A
(define continuation #f)

(let loop ((counter 0))
 (write counter)
 (if (< counter 3)
  (begin
   (if (= counter 1)
    (call-with-current-continuation
     (lambda (k) (set! continuation k))))
   (loop (+ counter 1)))    ;;ここが違う
  'finished)) ;==> 0123finished

(continuation #t) ;==> 23finished
(continuation #t) ;==> 23finished
(continuation #t) ;==> 23finished

185 名前:183 mailto:sage [2008/05/29(木) 20:47:30 ]
;;;case-B
(define continuation #f)

(let loop ((counter 0))
 (write counter)
 (if (< counter 3)
  (begin
   (if (= counter 1)
    (call-with-current-continuation
     (lambda (k) (set! continuation k))))
   (set! counter (+ counter 1)) ;;ここが違う
   (loop counter))        ;;ここが違う
  'finished)) ;==> 0123finished

186 名前:183 mailto:sage [2008/05/29(木) 20:49:13 ]
[case-Bが途中で切れてしまいました.]
[case-Bの続き]
(continuation #t) ;==> 3finished
(continuation #t) ;==> 4finished
(continuation #t) ;==> 5finished

187 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 21:18:32 ]
>>183
case-Bの場合で説明すると、continuationはcounterが記録されている位置だけを覚えていて、その値を覚えているわけではない。
なのでset!をすると次回は前回にセットされた値が読み出されるのでそのようになる。
って感じでいいのかな?


188 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 21:23:58 ]
状態が「復元され」るわけじゃなく、とっておいたそれにスイッチするだけ。
MLをちょろっと勉強して、Schemeの破壊的に変更する変数は
MLではセルになるんだと考えれば理解が早いと思う。

189 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 21:33:32 ]
MLをちょろっと勉強しにいくのはいいんだけど・・・
ちゃんと帰ってきてくれよな!
ラムダの門が君を待ってるよ〜(w



190 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 21:35:21 ]
これは意見が分かれるところで、
C言語を学んでスタックフレームを理解すれば早いという説もある。

191 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 21:56:00 ]
継続で保存した状態から再開したければクロージャを使うべきだと思うけど、その例では使ってない。
保存した状態(つまりクロージャ)をスタックしてバックトラックする例を勉強すればどこが違うか理解できるだろう。
非決定性とか論理プログラミングを探して読んでみると良いと思う。

192 名前:183 mailto:sage [2008/05/29(木) 22:27:39 ]
短時間の間に多くのご指導をいただきありがとうございます.
なるほど.言葉の使いかたが間違っているかもしれませんが,まとめると,
「変数の束縛関係はどこかにあるsymbol-tableに記録されているが,
『continuationは,生成時のsymbol-tableをdeep-copyしたものを保持するわけではなく
単にそのsymbol-tableへの参照を保持するだけである』」
と考えてよろしいでしょうか.
だからcontinuation生成後にそのsymbol-tableに変更が加えられると,
continuation呼び出し時には変更分が反映されている,と.

193 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 22:31:22 ]
>>192
symbol-tableって言い方は誤解を招くけど、大筋はそんなもんかな

194 名前:デフォルトの名無しさん [2008/05/29(木) 22:40:15 ]
文字列ポートってちゃんと閉じたほうがいいの?

195 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 23:11:27 ]
lispって本当に役に立つんだろうか
明日役に立つのはrubyやpythonだけど
数年後に役に立ってくれるんだろうか

196 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 23:19:58 ]
;;;case-A
(define continuation #f)

(let loop ((counter 1))
(if (< counter 2)
(begin
(if (= counter 1)
(call-with-current-continuation
(lambda (k) (set! continuation k))))
(write counter) (newline)
(loop (+ counter 1)))    
'finished)) ;==> 1finished

(continuation #t) ;==> 1finished
(continuation #t) ;==> 1finished
(continuation #t) ;==> 1finished

197 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 23:20:34 ]
;;;case-B
(define continuation #f)

(let loop ((counter 1))
(if (< counter 2)
(begin
(if (= counter 1)
(call-with-current-continuation
(lambda (k) (set! continuation k))))
(write counter) (newline) 
(set! counter (+ counter 1))
(loop counter))
'finished)) ;==> 1finished

(continuation #t) ;==> 2finished
(continuation #t) ;==> 3finished
(continuation #t) ;==> 4finished

198 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 23:21:15 ]
>>181
面白そうなのにもったいないよね。

199 名前:183 mailto:sage [2008/05/29(木) 23:22:21 ]
>>187->>191, >>193
厳しいご指摘もないようですので>>192で考えてみます.
どうもありがとうございました.またよろしくお願いします.



200 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/29(木) 23:23:34 ]
call/ccに渡された継続って
なぜ末尾コンテクストじゃなくても
末尾呼び出しされるんだろう。
普通の関数と同じ扱いにすれば
参照透明性も損なわれないような気がする。
深く考えてないけど。

201 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 00:05:48 ]
>>199
symbol-table → binding

202 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 00:06:59 ]
>>200
帰ってくるのかよ!

203 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 00:11:35 ]
>>200
帰還方法を(継続として)渡すような双方向継続フレームワークを作るのが良かろう

204 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 00:20:42 ]
>201
「束縛関係(binding)を記録している所」なら「環境(environment)」なんじゃね?

205 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 00:26:38 ]
>>204
環境というとフラットな印象だなあ。(グローバルみたいな)
スタック状に積み重なってるイメージは束縛のほうかな。

206 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 00:32:47 ]
>>204-205
「環境(environment)」=「クロージャ」

207 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 00:50:22 ]
>>206
おいおい、大事なものが抜けてないか〜
それじゃ仕事になんないよ(w

208 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 06:46:31 ]
>>205
それは「環境」に対して持ってるイメージが狭すぎるよ。
SECDのEはenvironmentのEだぜ。

209 名前:183 mailto:sage [2008/05/30(金) 10:41:05 ]
昨日から考えていますが,まだ理解が不充分です.お教えください.
語弊があるかもしれませんが,変数の束縛関係が登録されている場所のことを「symbol-table」ということにします.
symbol-table が何枚も重なって,scope 全体の階層構造を表現しているとします.
昨日お教えいただいた「continuation は,自分が生成されたときの symbol-table への『参照』を持っている」という理解だと,
今度は >>196 の挙動が理解できません.
(>>183 の「symbol-tableの『deep-copy』を持っている」という私の最初の理解だと,>>197 の挙動が理解できませんでした.)
ここで生成される continuation が参照しているのは,let がつくる「top-level よりも 1 レベル深い symbol-table」だと思います.
>>196 の場合,末尾再帰の際に (+ counter 1) が評価されて,その結果の 2 が新たな counter の束縛値としてこの symbol-table
に書き込まれ,その後に let の本体が評価されますよね?
そうすると,loop の引数として (+ counter 1) を渡す >>196 も,set! で直接 symbol-table に束縛関係を書き込む >>197 も,
どちらも同じ >>197 のような結果を示すはずだと思うのです.なぜ >>196 が counter の最初の束縛値 1 を覚えているのでしょうか.
>>196>>197 の違いはどこにあるのでしょう?まさにそれがこの 2 つのコードを書いてみた動機だったのですが…
(多分 >>196 の評価過程をどこか間違えて理解しているのだと思います)



210 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 11:54:43 ]
関数呼び出しは、新しい「symbol-table」を作るだけで、元の symbol-table を書き換えたりしない。
この例だと、 (loop (+ counter 1)) を評価するたびに、 counter の値が違う symbol-table が作られる。
だから、継続に戻ると、元の symbol-table がそのまま残ってる。

211 名前:183 mailto:sage [2008/05/30(金) 12:18:01 ]
>>210
実はそれも考えましたが,この場合そうあるべきではないと思うのです.
loop を呼び出すたびに新たな symbol-table を作るとなると,末尾再帰呼び出しの回数が
大きくなるにつれて symbol-table の枚数が増え続けることになり,それを表現する stack
がどんどん伸びてしまいませんか?
これは「末尾再帰処理」の「余計なメモリ消費を行わずに繰り返しを表現する」という掟に
反するように思うのですが…
これが末尾再帰でなく通常の関数呼び出しなら >>210 さんのおっしゃる挙動で理解できます.

212 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 12:33:04 ]
>>211
もしかしたら「末尾呼び出しはジャンプに最適化される」とあちこちに書いてあるから、loopの呼び出しがジャンプになるならcounterが上書きされると思ったのかもしれないけど・・・
schemeレベルからはそう見えることはないです。
ではどうやって末尾再帰呼び出しの保証をしているのかなのですが・・・時間が無いのでだれか書かない?

213 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 12:59:06 ]
末尾再帰呼び出しだからといって(リソースの食いっぷり以外の)挙動が変わるわけではない。
普通に再帰呼び出ししてると考えたほうが判りやすいのではないかな。

214 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 13:08:16 ]
末尾コンテキストでの呼び出しは、実際にはスタックフレームに
積まれた引数を移動させるコストが発生する。
コンパイラがフロー解析していたり、単純な呼び出しならば
直接不要になった変数を破壊する書き換えが行われる場合がある。

それと、コンパイルされれば局所変数は相対位置で参照されるので
通常は名前なんかはスタック上に保持していない。
つまりsymbol-tableという言い方はおかしい。

215 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 15:20:37 ]
スタックという言い方もおかしいかもしれないな。
スタックというと「ひとつしかない」「配列」を思い浮かべるかもしれないが、
概念的にはヒープ上のリストと同じように扱えるものと考えたほうがいい。

216 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 16:05:16 ]
>>214
>>215
がいいこと言った!
というわけで、誘導しようと思ったらリンクが無かったわ^^;

Three Implementation Models for Scheme
ttp://www.cs.indiana.edu/~dyb/pubs/3imp.pdf

久しぶりにラムダの門磨いときますね(w

217 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 21:19:30 ]
識別子が式に束縛される(得る)OcamlやHaskellと違って
Schemeの識別子はC言語などと一緒で
式ではなく記憶領域の場所に束縛される。

末尾再帰の最適化に関しては
スタックフレームの参照で考えると

A→B→C ;;普通の関数呼び出しのスタックフレームの参照連鎖

A→ →C ;;末尾呼び出しの場合はAとCを直接つないじゃえ、どうせCから値を直接返そうがBが値を返そうがプログラマから見れば同じだし
  B

A→C ;;Bはどのスタックフレームからも参照されてないのでGCに回収されました

ってな感じで定数空間で末尾再帰されてると考えてもいいかも。
実際の処理系はもっと効率よくやってるはずだけど。

218 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 23:15:06 ]
>>211
> それを表現する stack がどんどん伸びてしまいませんか?

末尾再帰の場合はそうせずに済むってことだよ。

219 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/30(金) 23:17:44 ]
>>217
良い説明だと思う。
こういう風にきちんと考えないと、継続が絡んだときの挙動を説明できないんじゃないかな。



220 名前:183 mailto:sage [2008/05/30(金) 23:27:08 ]
みなさまありがとうございます.
末尾再帰呼び出しについて >>217 さんのご説明が私のイメージにいちばん近くわかりやすいです.
この例で,C の呼び出しは実際には A を呼び出しているわけで,>>214 さんのいわれるような
「末尾コンテキストでの呼び出し(C)は、実際には(Cの)スタックフレームに積まれた引数を(Aに)移動させる」
処理が起きるわけですよね.
問題は,この中に continuation が混在していることなのですが,この図に continuation の
スタックフレームへの参照を追加するとどのような図になるのでしょうか.
再帰呼び出しの中で,どのようにすれば continuation が「正しい」scope を持ち続けることが
できるのかということなのですが…

221 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 00:11:22 ]
λ式中の束縛識別子はそのλ式がapplyされた時に動的に生成されるCで言えばauto変数。
だから再帰などで同じ手続きが呼ばれてもそれぞれの変数の束縛(アドレス)はユニーク。
λ式中の自由識別子はそのλ式がevalされ(て手続きが生成され)た時に可視な束縛(ポインタ)が参照される。
だから再帰などで同じ手続きがよばれても同一の場所(アドレス)を参照する。

call/ccが引数の手続きに渡す継続は
case-Aの場合は(lambda (x) (write counter) (newline) (loop (+ counter 1)))
case-Bの場合は(lambda (x) (write counter) (newline) (set! counter (+ counter 1)) (loop counter))
この中に現れている自由識別子(というか束縛識別子は参照されてないけど)は何度呼ばれても同一の場所を参照する。
case-Bの場合はset!でcounterが束縛されているメモリの値を書き換えてるから
書き換えられた値を参照している。
ここで(loop (+ counter 1))は手続き呼び出しだから(loop 3)等の値に評価されてから手続きに渡されている事に留意。
そして1回目のloopのcounterと2回目のloopのcounterは同一でない場所を参照してる。(スタックフレームの再利用などの最適化されていなければ)

222 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 00:15:27 ]
継続といっても呼び出され方が特別なだけで(末尾文脈でなくても末尾呼び出しされる)
手続きと実体は一緒だから同じように考えればOK

223 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 00:16:19 ]
つ metacirclar interpreter

224 名前:204 mailto:sage [2008/05/31(土) 00:35:20 ]
>183
末尾再帰や継続を勉強する前にせめてschemeの評価モデルの勉強をすべきだと思うんだ
まず「環境フレームモデル」について勉強することをお勧めするよ

225 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 00:50:58 ]
>>224
そういう意味じゃ>>183にとってGauche本は良書じゃなかろうか?

226 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 01:37:50 ]
>>183
説明してみます。

C1はcounterが1の束縛、C2はcounterが2の束縛だとすると、
最初にnamed letに入ったときはスタックは

C1

ここでcontinuationをセーブしている。
loopを呼び出すと

C1->C2

の状態になる。
で、ifからfinishで抜けている。スタックは空。

"空"

(continuation #t)を評価すると、スタックは先にセーブした

C1

の状態になって(call/cc ...)の次の式から評価が開始される。

続く

227 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 01:38:23 ]

そこからloopが再び呼び出されると

C1->C2'

の状態となる。ここで先のC2とC2'になる。
さてC1がどこに記録されているかだけど、これはcontinuationにぶら下がる形でヒープに保管するのが簡単な実装方法。

ところでloopは末尾再帰呼び出しなので、C1->C2やC1->C2'になるところでC1を潰してC2やC2'で上書きしてしまいそうなのだが、
これは実装がC1が破壊できないことを知っているので行われない。
これはC1がヒープに保管されているかどうかで判定するのが簡単な実装方法になる。

(continuation #t)の#tはどこにいくのか?
C1->C2'の途中に#tを持った束縛ができないか心配になるけど、この#tは(call/cc ...)の帰り値となって、スタックから取り去られることになる。

う〜ん、どうだろうか?

228 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 01:42:53 ]
typo御免
「の状態となる。ここで先のC2とC2'になる。」

「の状態となる。ここで先のC2とこのC2'は違う束縛になる。」
のつもり。m(_ _)m


229 名前:183 mailto:sage [2008/05/31(土) 01:52:17 ]
みなさまありがとうございます.
>>221 さんのご説明が具体的で核心をついた答そのものだと思います.
さらに >>226 - >> 228 さんのご説明は >>217 さんの例に則していて
わかりやすそうです.
少し時間がかかると思いますが処理をなぞって考えさせていただきます.



230 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 11:55:56 ]
3パターンの継続を誰か説明してあげたら?

(1) upward onlyの継続 (例外はこれで可能)
(2) 一回使ったらおしまいの継続 (コルーチンはこれで可能)
(3) 汎用的な継続

231 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 11:57:34 ]
ttp://practical-scheme.net/docs/cont-j.html

232 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 12:15:11 ]
>>230
(1) ひとつしかないスタックを破壊的に変更しながら使う
(2) いくつかのスタックを破壊的に変更しながら使う
(3-a) スタックを退避したりリストアしたり
(3-b) immutableパターン

233 名前:183 mailto:sage [2008/05/31(土) 12:52:01 ]
ご心配いただいて申し訳ありませんので現在の状況を報告いたします.
基本的な規則は
・closure が呼び出されれば(たとえそれが末尾再帰呼び出しであっても),
 新たな束縛環境が作られ,その環境に視点が切り替えられていく.
・continuation には,自分が生成されたときの束縛環境への参照が保持されている.
・通常処理を続けている間は,末尾再帰呼び出しに伴い次々と生成されて
 切り替えられる束縛環境をもとに評価が進められるのだが,
 ひとたび continuation が呼び出されると,その continuation 上に保持されていた
 束縛環境に視点が切り替えられる.
であり,これらに従って評価を繰り返していけば case-A と case-B の挙動の違いを
説明できるように思います.
みなさんのご説明以上の内容ではありませんが,最初のルールを充分にわかっていなかった
(つまり,末尾再帰呼び出しの場合,同じ束縛環境のまま束縛関係を上書きしてしまうと考えていた)
ことが混乱の原因であったように思います.
まだ理解が不充分だと思いますが,少しだけわかりかけてきた気がします.

234 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 14:41:09 ]
名古屋名物 名古屋コールチン

235 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 14:51:28 ]
>>234
本気で面白いと思って書き込んだのでないなら少し反省してもらおうか。


236 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 15:45:47 ]
俺はちょっと笑ったぞ

237 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 15:49:47 ]
鳥皮はコルーチンたっぷり

238 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 18:10:23 ]
>>234-237
もうしばらく静かにしておいてやれYO!

239 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 21:55:26 ]
(define member?
(lambda (a lat)
(cond
((null? lat) #f)
((eq? a (car lat)) #t)
(else (member? a (cdr lat))))))

(member? 'sardines '(Italian sardines spaghetti parsley))



240 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 21:56:04 ]
(define intersect
(lambda (set1 set2)
(letrec
((I (lambda (set)
(cond
((null? set) '())
((member? (car set) set2)
(cons (car set)
(I (cdr set))))
(else (I (cdr set)))))))
(I set1))))

(intersect '(tomatoes and macaroni) '(macaroni and cheese))

241 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 21:57:19 ]
; >>230
; (1) upward onlyの継続 (例外はこれで可能)

(define intersectall
(lambda (lset)
(let/cc hop
(letrec
((A (lambda (lset)
(cond
((null? (car lset))
(hop '()))
((null? (cdr lset))
(car lset))
(else
(intersect (car lset)
(A (cdr lset))))))))
(cond
((null? lset) `())
(else (A lset)))))))

(intersectall '((tomatoes and macaroni) (macaroni and cheese) (tomatoes and cheese)))

242 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/31(土) 22:52:40 ]
(define rember-upto-last
(lambda (a lat)
(let/cc skip
(letrec
((R (lambda (lat)
(cond
((null? lat) '())
((eq? (car lat) a)
(skip (R (cdr lat))))
(else (cons (car lat) (R (cdr lat))))))))
(R lat)))))

(rember-upto-last
'cookies
'(cookies chocolate mints caramel delight ginger snaps sesserts chocolate mousse
vanilla ice cream German chocolate cake more cookies gingerbreadman chocolate chip brownies))

243 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/06/01(日) 00:18:03 ]
>>196-197で call-with-current-continuation と書いてたのを
>>241-242ではlet/ccと書いてある。(Seasoned Schemerからの例)

244 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/06/01(日) 00:22:49 ]
>>239-242
「う〜ん、それならこれで十分なんじゃな〜い」ってきっと言われる・・・

(define rember-upto-last
 (lambda (a lat)
  (let loop ((ans lat) (lst lat))
   (cond ((null? lst) ans)
      ((eq? (car lst) a) (loop (cdr lst) (cdr lst)))
      (else (loop ans (cdr lst)))))))

(define intersectall
 (lambda (lset)
  (fold intersect (car lset) (cdr lset))))

なんか簡潔で説得力のある一級継続の使用例は無いものだろうか・・・

245 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/06/01(日) 00:55:50 ]
継続無しでいくことが主目的ならそれでいいんジャマイカ?>>244
継続の動作の仕組みを調べる材料に使うなら>>239-242は十分な例だと思う。
継続を理解することよりも何かに例えることに力点があるうちは理解できないだろう。

246 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/06/01(日) 01:28:21 ]
((call/cc
 (lambda (goto)
  (letrec ((start
        (lambda ()
         (print "start")
         (goto next)))
       (froz
        (lambda ()
         (print "froz")
         (goto last)))
       (next
        (lambda ()
         (print "next")
         (goto froz)))
       (last
        (lambda ()
         (print "last")
         (+ 3 4))))
   start))))

247 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/06/01(日) 01:29:02 ]
動作を理解しても「こんなのいらね」で終わることもあるからな。良い例が欲しいな。

248 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/06/01(日) 01:29:09 ]
(let* ((yin ((lambda (foo) (newline) foo)
       (call/cc (lambda (bar) bar))))
    (yang ((lambda (foo) (write-char #\*) foo)
       (call/cc (lambda (bar) bar)))))
 (yin yang))

249 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/06/01(日) 01:29:33 ]
((call/cc call/cc) (call/cc call/cc))



250 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/06/01(日) 01:30:21 ]
>>247
そのレベルでやってるやつには不要。


251 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/06/01(日) 01:33:52 ]
>>247
クレクレうるせーんだよ。氏ね。






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