- 501 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2008/05/10(土) 14:33:45 ]
- おおむね一年研究してみたが、マルチコア化でいちばん厄介なのは
1.どれだけスレッドセーフなコードを簡単に作れるか 2.どれだけスレッドセーフを意識しなくてもよくできるか の二点にかかっている、これに伴って スレッド化が問題を引き起こすのは、作る側、使う側の間で、仕様伝達がもつれてしまったり、 一旦スレッド化すると、非スレッドセーフに戻したり、逆に非スレッドセーフに作ったコードを簡単にスレッド化できない事で オブジェクト指向で言えば、オブジェクト間の結合がスレッドによってむやみに強められてしまう点がまずい。 スレッドセーフは、メソッドにつけられる属性の一つとして機能するが、言語機構てきに簡単には取り付けられない。 なにしろ、何につていスレッドセーフかという問題もあって厄介だ。 逆のこの点を解消すれば、むしろ色々な物(IO同期処理等)が統合できて便利だと思った。 『やりたいことの記述と、どう実装するかの記述を分離する事』が最も重要だ。 >結局は個別対応になるから、一般論として本当に軽い話 初めて見た時は不可能そうに見えたが、一般論化しないかぎり成功しない、そしてそれは不可能でもないと思った。 逆に、タスクシステムなどという事をやっているうちは全くモノにならないという点も見えてきた。 一言でいえば、いかにサクッと書けるか書き換えられるか、同期が必要なデータが明白化できるかが、そのまま並列化の性能になってしまう。 並列化はパフォーマンスを求めるために使う技術だが、パフォーマンスを求ている内は使い物になりそうにない。 VBが、GUIのコードをあっさり書けるようして、実用的にしたように、マルチコア化も同様なものが必要でスケールとかは意識しても仕方がないと思った。 概念として重要そうなのは、C#やVBのLINQやHaskell等で実装されている遅延評価が使えそうだという点か。
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