- 18 名前:デフォルトの名無しさん [03/12/18 23:23]
- コード自体を非常にわか
りにくくする側面があります。また人間の手によるメモリ管理は、必ずといっていいほどメモリリーク現象を引き 起こします。このために、「あまり多くのオブジェクトを用意しないようにしよう」という考えが働くようになり、設計 上は分離されていたはずのクラスが実装時に安易に合成され、奇麗なオブジェクト指向設計をくずしてしまうこ ともあります。 一方Javaはどうでしょうか。Javaはかなり奇麗にオブジェクト指向の考えを実現しているといえますが、 数値や配列などの「基本データ型」はオブジェクトではありません。そのために「全てを統一的にオブジェ クトとして扱えるはず」というオブジェクト指向の原則に合致せず、やはり不自然なコードを書かねばなら ない場面がでてきます。 例としてJavaでは、「何でも入れてしまえる順番つきの入れ物」を表すのに、Vectorというクラスが用意 されています。このVectorに物をいれるときに、基本データ型が混ざっていると以下のようなコードを強 いられます。
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