- 179 名前: ファミコンが出た当初は3和音しか使えないということもあり、その制限が先生のハートに火を付けたそうです。
3和音だと、パーカッションとメロディーですでに2トラック埋まってしまうので、ポップス的な作り方ではスカスカになってしまいます。 しかし、バッハのフーガの技法を駆使し、少ない旋律を重ね合わせて深みのある音楽に仕上げています。 実はホルン五度と言って、二つの和音は五度の和音で出来ているんですが、ちょうどホルンという楽器で演奏すると最も美しく聞こえるように出来てたんです。 オーケストラバージョンを聞くと「あーこれはホルンで演奏することを想定されてたのか」と納得するレベル。 あのファミコンの電子音の中ですぎやま先生の頭の中ではホルンの音が鳴っていたのかもしれませんね。 普通に考えれば、矩形波と三角波は使用するので、この時点でメロディで和音(ハーモニー)は使えないな、とか色々考えてしまうのですが、なんと2音で作りきってしまうのですね。 フィールドに出たり、戦闘中に攻撃した時にホワイトノイズの SE が鳴ります。 また、呪文などでも ノイズ 以外の音が鳴ります。その時に音楽が消えないようにドラクエ1は基本的に2音で音楽が作られています。 ただ、オープニングとエンディングにおいては基本的に画面と音楽だけで音階的な効果音は必要無いため、3和音使っても良いと言われたようですね。 たった数バイトのデジタル情報。 初期のファミコンは、内蔵音源で3つの波形とホワイトノイズしか出せない。 これをPSG音源という。 3音でメロディー、ハーモニー、ベースを再現し、ノイズでリズムを刻むわけだ。 オルフェウスの竪琴 ⇔ セイレーンの歌声=魔力 [] - [ここ壊れてます]
|
|