- 515 名前:第1のコース!名無しくん [2008/05/05(月) 07:19:17 ID:L2nJLvS1]
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www.nogutomo.com/archives/2008-05.html#20080505 イギリスのS社が、今回の日本での一連の水着騒動を経て、 「北京五輪では日本選手に水着を提供しないのでは?」 という話が一部で持ち上がっている。 昨年、M社から離れたS社は、世界シェアでは当然M社を凌ぐのだが、 日本では、昨夏の世界競泳がそうであったように、 M社が大々的に大会スポンサーであるし、 その利点を活かした宣伝活動を敢行したため、 大会ポスターに写っていたフェルプス選手の写真の、 キャップや水着のS社マークが故意に消されていた過去がある。 ・・・などなどに加えて、今回の一連の騒動の中で、 S社側は最初は「使用してもらえるのならノンブランドでも良い」とか、 「他社さんのマークをつけても良いので・・・」という話だったのに、 ここにきてブランドマークに拘った条件が 日水連に突きつけられそうだというのだから、 違約金覚悟で使用を許可しようと考えている水連にとっては、 苦悩の種が増えた形になっている。 もっとも、世界で認められているブランドが、 ドメスティックな縛りの中で使えないという現象自体が、 世界的に見ておかしいのは言うまでもない。 しかし、現実問題として日本が、選考会時に 「3社以外のブランドを使用する選手は、派遣を取り消す」 とまで強気に出たことで、 「じゃあ日本人はそんなに日本製が大事なら、日本のを使えば良いじゃないか」 と英国のS社がヘソを曲げても、おかしくない状況に陥っているという噂なのだ。 例えば、S社の地元イギリスには、 平泳ぎで北島選手のライバルもいる。 であれば、国単位で考えるとS社の製品を日本選手が着れないように、 なんらかの働きかけをする国や企業が現れても、 私は決しておかしな話ではないと思っている。 オリンピックとは、 通り一遍等の報道などで伝えられるようなきれいごとばかりでない、 そんな泥臭い戦いの場であるのだ。 日本代表選手団が合宿で試着したという情報もS社側に入っているようだが、 もしこの常務理事会で使用を認めるということを決議したとしても、 生産ラインが少ないことを理由に、 日本選手団からのリクエストをS本社が拒否する可能性すらあるというのである。 これでは、益々日本選手団側の選択枝が狭まる状況が、 目の前に立ちはだかっている。 「決断」は、遅れると取り返しがつかないことになるのは、 どの世界でも一緒だ。
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