- 48 名前:学籍番号:774 氏名:_____ mailto:sage [2012/01/04(水) 15:01:50.22 ID:???]
- >>47続き
「earth music&ecology」前。 「牧野、ここがなんの店だか解る?」 「宮崎葵さんの洋服屋さんですよね」 「20点、ナチュラルお嬢様系の店…イメージモデルの宮崎葵が可愛すぎて 真似しようとしてもハードルが高過ぎて途方に暮れる店でもある…」 「……ここへ来たかったんですか?」 「別に…世間様が私のファッションにやかましいから先手を打ちたくて なんとなく寄ってみただけ」 … 「本当の目的は髪型を変えにきたの」 「え…そのままじゃ駄目なんですか?」 「駄目じゃないけど……ファンが煩くてね」 不思議がる男。 「では、次の髪型はお決まりで?」 「…」 「うん、次はパンチかなって」 「パンチ…?え、まさか…」 「…そう、パンチパーマよ」 「………おやめ下さい…」 「悔しくない?好きな髪型してるだけなのにブーイングされて…! だからもう皆をギャフンと言わせようかなって」 「気持ちはわかりますが、そうなった場合、事の重大さから事件認定され 機関から使者が送り込まれますよ」 急に男に振り向く佳○様。 その表情からは「期待」が感じられる。 「私にもあんたみたいな未来人が来るっていうの?マジなの?」 「少し喋り過ぎました…… でも、確かに佳○様専属の特殊捜査官は存在します」 「うわぁー!気になるぅー!」 大興奮の佳○様だったが、男は気まずそうに視線を反らした。 「なによ…あんたみたいにショっボイ男だったりするの?」 「…」 「…女…かも…しれませんよ?」 「女!?」 「…実は詳細は明かされていません…ただ、イニシャルが 「R.Y」らしいです」 「…RYか…RY……あ…第一波と同じじゃん…」 「佳○様!第一波をご存知なんですか!?」 「う、うん…少しだけ… どうしたの怖い顔して…」 「第一波の情報はタイムトラベルの後遺症で 私の記憶から欠落しているんです…」 「…」 「ちょっと…スタバで話そうか」 つづく
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