- 46 名前:学籍番号:774 氏名:_____ mailto:sage [2012/01/04(水) 09:05:03.01 ID:???]
- 2012年1月某日。
快晴。 「○○様、今年もよろしくお願いします」 ○○様に深々と頭を下げる男。 「あ〜ハイハイ…新年早々堅苦しいわね…相変わらず…」 暫くの間、特別休暇を頂いていた男。 頭を上げ、やれやれ顔の○○様に対し、笑みを浮かべる。 「なによその顔…」 「私の今年の抱負を聞いていただけますか?」 「…」 「…聞いてあげるわ…なによ」 「今年の抱負、それは、マークを超えるSPになる事です」 去年、犬のマークが男に伝授したSP術。 それを男は血の滲む努力し、会得していた。 しかし、○○様の反応は 「そ……頑張ってね」 いつも通りそっけないのである。 「……」 … 何かを思い出した○○様。 「そういえばね、佳○があんたを一日だけ貸して欲しいってさ」 不安げな表情の男。 「…佳○様が…ですか…?」 「そう、なんか今度船橋のららぽーと行きたいらしくて、 あまりゾロゾロ連れてくの嫌だから あんたを貸して欲しいんだってさ」 「…そうなんですか…」 「大丈夫よ心配しなくても、 あぁ見えて凄く優しい子だから」 男と佳○様はこれまでに二言三言、言葉を交わしただけである。 「…」 「わかりました…」 つづく
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