- 428 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2010/01/28(木) 04:18:44 ID:JE5BtUNw0]
- 騎士道まっしぐらなしんすけに片思いするルーツのお話を思いついてしまったよ。
夜の見張り当番で焚き火に当たる二人。何時間も沈黙が続くが、それがちっとも苦痛で ない飄々しんすけと、沈黙に耐え難いルーツ。一生懸命何か話そうとするも「ああ」 とか「うむ」とかで会話が長続きしない。それはしんすけがそういう性格であって 自分を特別嫌っているわけではないということは分かるが、それでも自分としんすけの 間にある目に見えない壁に苦しむルーツ。野宿で雑魚寝する時に、隣が男の自分でも 平気で静かに寝入るしんすけを見ていると、自分が男として認識されていないのでは ないかと不安になる。でもどちらかといえばむしろルーツはそんな間違ったことはしないと 全幅の信頼を置かれてるらしい。また人のために自分をなげうって戦うということで、 どうやら尊敬もされてるらしい。でも好きな人に「尊敬」されたってそれがなんだというんだと 独り闇を抱え込むルーツと、そんなルーツの内心には全く気づかずに、除名するかもとなれば 「この身、貴公に預けると言ったはず、それが本当に貴公の望みなのか・・・?」と ぬけぬけと(とルーツには思える)言ってくるしんすけ。しんすけ的にはそれはフリでも なんでもないし本心そのままで、そしてそれが「その気のある」誘い受けではないこともまた 悟ってしまうくらいには感受性のあるルーツ。しんすけが自分に寄せる強い信頼を感じる たびにグッサグッサと傷ついていくルーツや、「あの人は俺達とは違うんだ、やめとけ」と いばらの道まっしぐらな友を見かねるU1とかで漏れの頭の中は一杯です。
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